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オレは時間を掛けるのは悪いことじゃないと思ってる

でも、時間が掛かり過ぎるは良くないことだわ

うん判ってるだから、今日の夜までだ

 オレは明確に時間を区切った

どうせ、今日はスケジュールが詰まっているし

 午後には芸能プロを奪いに行くし  夜にはみすずと可憐を連れて、水島家の本家に行かないといけない

それに美樹さんとする時は、エリカを呼んでやらないといけないと思っているんだ

 オレは美樹さんを見る

お屋敷で会ってると思うけれど茉莉花の妹のエリカ

はい昨夜、少しお話しました

エリカは色々と事情があって、つい最近まで自分に姉が居たことを知らなかったんだ茉莉花のことをね

 オレがエリカに起きていた問題を解決する過程で姉の茉莉花と対面することができた

だから今は茉莉花とエリカは、姉妹としての絆を深めようとお互いに頑張っているんだ

 毎週末茉莉花とエリカは、オレとセックスしている  一緒にセックスすることで姉妹としての時間を濃いものにしようとしていた

茉莉花と真樹が特別な関係になったから茉莉花の妹のエリカは、真樹の妹の美樹さんと仲良くなりたいと思っている自分が美樹さんと仲良くなったら、きっと茉莉花が喜ぶだろうって思っているから

 だからエリカは、美樹さんの処女喪失には立ち会いたいと思っているだろう  茉莉花も真樹も寮生活だからまた週末になるまでは、お屋敷には来られない  だから、姉と姉のパートナーの代わりに自分が美樹さんの初セックスに立ち会って、後で姉たちに報告したいと考えているはずだ

だから、オレはエリカがいないところでは、真樹さんとの関係を進めるつもりはないよ

 エリカも今は、超お嬢様校に居るそろそろ一時間目の授業が始まっている頃だ  夕方までは、帰って来ない  だけど、オレは夕方から水島家だから  エリカ立ち合いのもと、美樹さんとセックスするのは夜の帰宅後になる

それなら美樹さんは、もう少しヨッちゃんと居るべきだよっ

芸能プロへ行くのもっ美樹さんも連れてっちゃおうよっ

 今、この場に居るメンバーのうち  オレとミナホ姉さんと寧と月子は午後、芸能プロに行くことにすでに決まっている  オレの専任警護人だから木下さんと黒瀬安寿も付いてくると思う  その他に今はお屋敷にいるけれど芸能プロのやつらにナメられないように、ミタマとアーニャとクリトとオソソも連れて行くことになっている  こうなったらさらに一人ぐらい増えても構わないだろう  夜の水島家にはさすがに無関係の美樹さんは連れて行けないけど  美樹さんともう少し関係を深める時間を得るためにこのまま、オレたちと芸能プロに同行させるのはアリだろう  美樹さんもかなりの美少女だ芸能プロのタレントたちには負けていない  それで思い出した

ミナホ姉さん午後の件だけど

 オレが芸能プロについての話を進めようとした途端に

あのー、そろそろ注文いいスか

 木下さんが、メニューを広げてオレに言った  オレたちがずっと話をしていたので待っていたらしい

わたくしだけでなく皆さんも、食べたいものとか飲みたいものとかあると思うんでー

 そう言えばお茶かコーヒーぐらいは欲しいな  ミナホ姉さんは、クククと笑って

そうね先に注文した方が良いわねわたしは、コーヒーをいただくわ公は

オレもコーヒーそれと、軽く何か食べたいな

サンドイッチか、スパゲッティヨッちゃん、どっちが良いっイーディは

 そんな感じで、全員の注文を聞いて寧が内線電話で、ルームサービスの注文をしてくれた  届いたコーヒーを飲みながら、オレはサンドイッチを摘まんだ  朝、雪乃に横から取られて全部喰われたからどうしても、サンドイッチが喰いたくなったのだ  ミナホ姉さんと寧は、コーヒーのみ  イーディは、ボンゴレ・スパゲッティと紅茶  月子は緑茶  黒瀬安寿と美樹さんは紅茶を飲んでいる  イズミは遠慮しない性格だから、サンドイッチとタピオカミルクティー  そして、さらに遠慮しない性格の木下さんは一人だけがっつりとハンバーグとサラダとライス大盛りのセットとメロンソーダにバニラアイスが浮いたやつを注文していた

いっやー、朝から働いたからお腹すいちゃいましたー

 明るい顔で、パクパクと食べていく  まあ、いいか美味しそうに食べてるし

寧から聞いていると思うけれど

 オレの食事が一段落ついた頃にミナホ姉さんが、話し始めた

デススター・プロはわたしたちに女性タレント部門を譲渡すると約束しておきながら稼いでいる所属タレントは、別の事務所に移籍させようとしているわ

 ミナホ姉さんはすでに情報を得ている  つまり今日、芸能プロへ行ったら  やつらはオレたちに、売れていないタレントだけを引き渡して売れっ子タレントは、自分たちの系列の別の事務所に移籍させたと言ってくる  一応、昨日までデス・プロのホームページに載せていた女性タレントは、全員、集めておけと強く命令しているから  タレントたちは、事務所に来るんだろうけれど  オレたちの目の前でこの子たちは、もうここの事務所のタレントでないから引き渡さないザマーミロとやるつもりなんだろう  オレたちを悔しがらせて、笑い者にするために

別にデス・プロの女性タレントが全員欲しいわけではないから、それでもいいのよというより今、デスプロに居る女のタレントさんは、数が多すぎて、わたしたちには扱いきれないわ

 デス・プロ所属の女性タレントを全員、丸々押し付けられても、芸能の仕事は素人のオレたちでは、全ての人に仕事を与えることはできないだろう

いきなり、たくさんの人のマネージメントを託されてもどうしていいのか判らなくなる

そうだねっっデスプロの中で不良資産になってる売れないアイドルとか、元アイドルで今は仕事が激減してるオバサンのタレントとか押し付けられても、困るだけだもんねっ

それに映画やドラマが専門もタレントも、今のわたしたちには扱えないわ

 なぜ女優はダメなんだ

公あなたは、昭和の時代に映画会社が暴力団と関係を深めなくてはいけなかった理由が判る

いや、判らない

 というか映画会社と暴力団が仲良くしてたことも知らない

映画だとロケがあるでしょ街中で撮影していると地元のヤクザが、誰の許しを得て撮影してるんだって脅しに来るのよそれで要求されたお金を払わないと延々と嫌がらせをしてくるのよね撮影中にカメラが回っている時を狙って大声で喚くとか、集団で撮影スタッフにインネンをつけて脅すとかつまらないことを何度も何度も仕掛けて来るのよ