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 イーディは、そう言うとアーニャに

アタシがこれから話すことをそのコたちに通訳してネ

 ドリル槍姉妹に話すのか  アーニャが、快諾する

アタシはニューオリンズに本拠がある暗殺教団の出身ネアタシの技は、人を殺すことを目的にした暗殺術ネそんな技を子供の頃から、徹底的に仕込まれたネジュンが想像しているよりも、遙かに苛酷な鍛錬をアタシはしてきているヨ

幸いにしてアタシは暗殺教団から抜けて、日本に来ることができたネDarlingに会えたし、新しい家族も手に入れたネダケド今のままでは、アタシはまだ自由ではナイネ暗殺教団は、アタシの能力を知っているから教団のトップが変われば、アタシを取り戻そうとするカモシレナイあるいは、他の裏の組織がアタシを仲間に引き込もうと画策するかもしれないノネ

ジュンは日本人だからピンと来ないのかもしれないけれど世界には、そういうコトがアルノヨダカラ、アタシは暗殺者として使われないようにしないとイケナイノヨ

だから格闘技なんだよねっ

ソウヨたった1年でも、アタシは全世界に顔が知られるぐらい有名な女子格闘家になるネたくさんの人に顔と名前が知られている人間は暗殺者にはなれないネソウヤッテ、暗殺教団と裏組織の人たちにアタシのコトを諦めてもらうノネ

ついでに、アタシの経歴もロンダリングするネ格闘家として有名になれば暗殺教団で育ったのではなく、子供の頃から格闘技を習っていたという公式設定を広めることができるネアタシが強いのも、格闘技をやっていたからということになるヨ

 イーディの話をアーニャが通訳している  その話をドリィとアナは真剣に聞いている

サテ、ここからにはアタシのDarlingに変わって、アタシが話すヨ

 イーディは、改めてドリル槍姉妹を見る

アンタたちが感じている最後の懸念をアタシが解決するネ

 え何のことだ

Darlingが、アンタたちに話した通りアンタたちは、もう人殺しはしなくていいこの日本には少女暗殺者の仕事は無いネ

 キッパリと、イーディは言う

ダカラ、アンタたちは槍での人殺し以外に、これから先を生きていくための技術を身に付けないといけないネそれは、まあ心配しなくてイイヨDarlingとアタシたちで、一生懸命探してあげるカラ

 オレも、ドリィ&アナを見てそう言う

ここまでは、もう判っているヨネアンタたちが心配しているのはこの先の話だと思うヨ

結論を先に言うとアンタたちは、槍を捨てなくていいのネ

 壁に立てかけられた2本のドリル槍

人殺しは、もうしなくていいしアンタたちは少女暗殺者ではなくなるデモ槍はそのまま持ってて良いし、鍛錬も続けてイイノヨ

 姉妹が、大きく息を呑む

せっかく身に付けた技術ダモノ捨てるのはモッタイナイネアンタたちだって、槍が使えなくなるのは怖いダロウ

 ああ、ドリル槍による殺人術がこの姉妹の誇りであり

少女暗殺者であることが、そのまま存在意義だったんだ

 ずっと、そうだったものを簡単に捨て去ることはできない

ただ、アンタたちの持つ槍の意味が変わるヨ今日からは殺せと命じられた人間を処理するための槍じゃないネドリィ、アナアンタたちの家族を護るための槍になるノネ

あたしの技と一緒ヨ今のあたしの技は人を暗殺するための技術じゃないノネ家族を護るための技ヨ

 アーニャによって訳された言葉を姉妹はジッと聞いていた

アンタたちの槍も護るための槍なら良いノネ槍を捨てないで、これからもどんどん稽古してイイノネ

この章もそろそろ終わりです

次は少しブッ飛びたい

寧のセリフは、覚悟のススメでなくエルガイムの企画書です

1310.ネガティブ潰し / ネガティブ潰しとは

はぁぁやっと、2人きり

 静かになったパン工房の中で愛がオレに言った  克子姉が娼婦候補生たちをなでしこ科に連れて行って  放課後になる前にイーディと寧が、アーニャとドリル槍姉妹とグレース・マリンカさんをお屋敷まで送って行った  だから、今はここにはオレと愛しかいない

今日は1日、授業をサボッちゃったな

 いつもは1、2時間目と5時間目の途中から6時間目は教室で授業を受けている  もちろん、それでは出席日数が足りなくなるから後からレポートとか補習授業とかを受けるんだけれど  ホントのことを言うと、オレは高校の卒業証書を手にしなくても良いと思っている  中退でもいいんだパン屋になるんだから  ただ高校生で居る間は、なるべく他の生徒たちと一緒に生活していたいと思う  今日はもう、6時間目が終わる20分前だから今から教室に行っても仕方がない  愛が、オレに抱きついて来る

休憩室行こっ

 今日は何連続でセックスしたんだったっけ

エッチしたいんじゃないよ吉田くん、疲れているの知っているから

20分だけでも休んだ方がいいよ愛が抱き枕になってあげるから

 オレたちは、休憩室へ入る  うん、換気扇を全開にしているけれどまだ、さっきのセックスの匂いが残っているな  ベッドのシーツも、汗で湿っている

待ってシーツ変えるから

 愛が替えのシーツを出して、交換してくれた  昔は、どんなことも母親にやってもらっていた子なのにお屋敷で暮らすようになってから、こうやって自分でベッドメイクできるようになった

はいあ、ちょっと待って

 愛が制服のスカートを脱ぐ

皺になっちゃうの嫌だから

 愛の細くて白い生足愛は先に、ベッドに横になった

おいで、吉田くん

 オレも、ズボンだけ脱いで愛の横に寝転ぶ  愛が、オレにしがみついてくる

あれ、愛がオレの抱き枕になるんじゃなかったのか

 これじゃあ、オレの方が愛の抱き枕だ

いいの、吉田くんの方が大きいんだから

 愛が頬を赤らめてそう言う  オレは愛が可愛くなってチュッと唇にキスする

あんそれ以上はダメ濡れちゃうから

 恥ずかしそうに、愛はそう言った

そうだな寝るか

 20分だけでも睡眠を取れるのは助かる  ビビビビビ  休憩室の中に警報が鳴る  誰かが、オレのパン工房の外に居て無理矢理、ドアをこじ開けようとしている  外からパン工房に通じるドアは基本的に、指紋認証と暗証番号でチェックされている  イーディの居る時はロックを解除していることも多いけれど  そうでないと、昼休みに焼きたてのパンを売り場に出す時とか一々、暗証番号なんて打ち込んでいられないし  でも今はイーディが外に出た時にロックしていったはずだ  オレは、慌てて休憩室のモニターにドアの外の監視カメラの映像を出す