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そうだよチームの代表はアニエスちゃんなんだからアニエスちゃんが慶良間レオナさんと友達にならないといけないしここへ招待するんなら、アニエスちゃんが声を掛けないといけないんだよ

うんそれは、アニエスちゃんのお仕事だよ

 ルナとコヨミちゃんがアニエスに微笑む

うー、でもアニエスは

 アニエスは家族以外の人たちと人間関係を作ることに怯えている

大丈夫、ボクとコヨミちゃんが付いているから

アニエスちゃんと慶良間さんとお友達になれるように、わたしたちも頑張ります

 ルナたちだけでなく、可憐もアニエスに協力を約束した

アニエスほんのちょっとの勇気だよ

アニエスはさそもそも、その慶良間レオナさんていう子を、オレとセックスさせたいんじゃなくってアニエス自身が、慶良間さんと仲良くなりたいんだよ

 今のアニエスにとって親しい間柄になるのは、家族だけだ  だから、慶良間さんもオレとセックスして自分の家族になって欲しいと願っている

でも、ホントに可愛い子なんですのパパはきっと気に入りますの

そうかもしれないけれどオレのところに連れて来る前に、まずアニエスがお友達になって来いオレが会うのは、それからだ

 うつむくアニエス  自信が無いらしい

ルナその慶良間さんていう子は、本当に良い子なんだな

 改めて、尋ねる

うん、大丈夫意地悪な子は、ボクとコヨミちゃんがアニエスちゃんから遠ざけるから

 巫女の力を持つ2人がオレに約束してくれた  アニエスが学校で友達を作ることは大切だけれど  いきなり悪い子に当たって友達作りがトラウマになったらマズい  最初の何人かの友人は厳選して、良い子を探さないと

わたくしが見聞きしている限りではとても良い方だと聞いております

でも、何で可憐は昔からずっと同じ学校なのに、慶良間さんとは親しくないんだ

 超お嬢様校は、家柄の高い資産家の令嬢しか入学できないから生徒数が限られている

1つの学年の生徒数も少ない

 幼稚部から一緒ならもう8年ぐらいは、毎日校内で顔を合わせているはずなのに

慶良間さんのおうちのケラマ酒造はわたくしの父が親しくしております飲料メーカーのライバル企業でございますから

 お嬢様同士だとそういう問題もあるのか

幼稚部ですと子供たち同士で仲が良いだけでなく、お母様同士の関係で何となくグループになりますので

 母親たちが夫の仕事などの関係をグループ分けに持ち込む

それにわたくしの水島家は香月様に近い名家の一員でございますから、名家ではない慶良間さんの家とは、元から交流がありませんしたし

 幼稚部の段階で、親の都合で違うグループになってしまってそのまま、現在まで疎遠なままになっているんだ

特に、慶良間さんと敵対しているわけではないのですが今は、親しくお話するような間柄ではありません

もちろん、公お兄様がお命じになられるのでしたら明日から親しくしていただけるように努力致します

いや、その努力はアニエスがしなくちゃなアニエスが言い出しっぺなんだから可憐は、アニエスのサポートだけに徹してくれ

 可憐は、ニコッとオレに微笑む

ただ慶良間家のことは、翔姉ちゃんに頼んで、詳細に調べてもらわないといけないな

あの慶良間さんのお家は、ケラマ酒造の経営をなさっているわけですから

 話し出す可憐をオレは制する

それは聞いたけれど可憐が知っていることが全てじゃないだろ

ルナが慶良間さんの心をチェックしてくれて悪い子じゃないってことも判っているけれど慶良間家の中で、子供には教えていないような問題が起きているかもしれないし

 そうだ、可憐やルナが見てきたのはごく一部の情報だ

オレたちは香月家と深く結びついているんだから慶良間さんとコンタクトした結果、香月家に何か迷惑が掛かるようなことになってはマズイだろ

パパ、どういうことですの

ほら、さっき可憐が水島家は、慶良間家のライバル企業と仲が良いって話をしていたろそういう家同士とか、企業同士の細かい関係もあると思うんだよもし、慶良間レオナさんがオレたちの家族になったとしたらケラマ酒造ごと、香月グループの仲間にしなくちゃいけなくなるかもしれないそうなったら水島家と親しいライバル企業はどう思う

お嫌でしょうねその企業は、水島家を通じて香月グループと親しくなりたいとお考えのはずですから

 可憐が答える  慶良間レオナさん1人の動向で飲料メーカー同士の抗争に発展してしまうかもしれない

しかも、香月グループとケラマ酒造を引き合わせたのが、水島家の可憐だって知ったらそこの会社と水島家の関係だって悪くなるかもしれないだろ

確かに公お兄様のおっしゃる通りですわ

申し訳ございませんわたくし、浅はかでございました

 オレに謝る

パパそれって、アニエスは慶良間さんとお友達になってはいけないってことですの

 アニエスは、青ざめた表情でオレに言う

そうじゃないよそういうことじゃないアニエスが、慶良間レオナさんと友達になることは何の問題もないそれは大丈夫だからルナたちに協力してもらって、仲良くなれよ

でも、慶良間レオナさんをオレの女にするとか、オレたちの家族にできるかどうかは色んなことを調べてからじゃないとダメなんだそうしないと、後で色んな問題が起きてくるかもしれないから

うー、でも

アニエスはあの可愛い子と家族になりたいですの

 そんなに気に入っているんだ

アニエスの気持ちは判ったでもこればっかりは、ちゃんと調べてみないと判らないんだオレたちは、家族だけで生きているわけじゃないからな家族の外のたくさんの人たちに、助けてもらっているんだだから、周りに影響が出るかもしれないようなことは、慎重に進めていかないといけないんだ

 オレは優しく言う

もちろん、何も問題がなければできる限り、アニエスの望む通りにしたいと思っているよでも、そうならないかもしれないって可能性も、頭の中に残して置いてくれよ

 ケラマ酒造の経営状態、周りの企業との関係、当主の交友関係  香月セキュリティ・サービスなら、すぐに調査できるだろう

うー、判りましたの

 アニエスは、何とか納得してくれた

わたし、お茶を入れますね

 応接室に入るとコヨミちゃんが、そう言った  机の上には、マナが用意してくれたポットとティーカップ紅茶を入れるセットがある  ああ、色んなクッキーの入った缶も

そうだなちょっとお茶でも飲んで落ち着こうよ

 オレたちはソファーに座ってまずはお茶の時間にする