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何処までも徹底しているね。最近はやれる事が増えて釣り具に加工すると言う事も出来なくは無いがそう言った品を作っても余りそうだね

で、解体した結果。

大鯰の髭、大鯰のヒレ、大鯰の頭、大鯰の骨、大鯰の心臓、大鯰の瞳、大鯰の粘液、大鯰の肝、最高級ナマズの肉。

素材名がまんまだ。

巨大イカの時は水神~だったのに。

まあ、そこは良いか。

じゃあこの素材で何を作るか

そう思いながら俺はロミナへ素材を渡しながら、みんなに目を向ける。

俺は復讐を終えたし、余った素材で釣り具を作ってもらえれば良い。

光のルアーは戻ってきた訳だし、満足だ。

しぇりるには既にあるから良いよな?

しぇりるはエイハブスピアを作ってもらっている訳で。

参考までにロミナは誰に何を作りたい?

そうだね毎度扱わせてもらっている面白い素材群だ。良い物に仕上げる自信はある。絆くんの仲間で今の所、一番性能を活かせそうで、且つ出来あがった装備が似合いそうだと言うと

ロミナの目が硝子に向かう。

大ナマズの素材だろう? 和風的な響きから硝子くんが似合う気がしないかい?

私はー?

紡が抗議をして来る。

お前、欲しいのか?

え? うーん珍しい武器を使ってると楽しそう!

楽しそうが基準な所でなんか嫌だ。

というか妹だからか、後回しにしたい気分だ。

よし、硝子にしよう!

お兄ちゃんのケチー!

ケチで結構!

ゲーム内では付き合いの長い奴を優先するんだよ!

何か選定基準が引っかかりますが、良いのですか?

硝子には装備品とか貸してもらった事もあるしな。恩返しがしたいんだよ

わかりました。絆さんの期待に応えられる様に励みたいと思います

了解。じゃあさっそく武具を作ってみるよ。とりあえず扇子を作るとして余ったら羽織りに仕立ててみるよ

頼みます

そんな訳でロミナに素材を渡して、硝子の装備品を作ってもらう。

しかしよくよく考えてみると、あの素材でどうやって扇子とか羽織りになるのだろうか?

深く考えたら負けな気がして来る。

まあゲームなんだし、ユニークウェポンが手に入ると思った方がいいかもな。

あ、そう言えばお兄ちゃん達が持っている武器を所持してる人を見た事あるよ。ボスドロップだったって聞いた

となると変則的な入手方法なんだろうな

主を釣る事で手に入るボスドロップ品なのだろう。

+値とかを考慮に入れると作った方が性能が高いかもしれない。

そう言った意味でスローライフ組でも良い物を手に入る様に作られているんだな。

ってな訳でロミナがサクッと依頼した品を作ってくれた。

俺も見せてもらう。

震鎮の羽織

の二つだ。

しかも+3が付いている。

中々の業物だ。ゲーム的な意味で。

あ、凄いですよこれ。こんなに良い物を頂いて良いんですか?

もちろん。硝子には色々としてもらっているからね

やはり面白い品が出来て良いよ。前線組へ量産するよりも遥かに楽しめる。技術的な経験値も多い

そう言う物なのかな?

ま、珍しい材料で作れる品って気持ちはわからなくもない。

俺もそこに主がいるとわかったら釣りをしないはずもないし。

えっと扇子の方は土属性の武器みたいです

硝子が軽く要石の扇子を振りかぶった。

今までよりも力強い攻撃エフィクトが出ている様な気がする。

後、特殊効果があるみたいですね。封震の剣という物みたいですけど

硝子が扇子を何やら弄っていると、光と共に形状が変化した。

其処には一振りの剣。

可変型の武器か。

ナマズは地震を起こすと信じられていたはず。そのナマズを封じる要石は剣だとも言われているから、そんなギミックがあるのかもしれないね

わー面白い仕掛けだ! 良いなーやっぱ作ってもらいたかったなー

技ではなく、武器としても使えるみたいです。専用技もありますし、面白い武器ですね。ただ、剣の技能はそこまで持っていないのですが

硝子も嬉しそうに答える。

そして剣を扇子に戻した。

携帯用の剣とか洒落た武器だと思う。

震鎮の羽織は単純に基本性能が高いですね。今まで使っていた防具よりも二周り以上性能が高いです。他に土属性への高い耐性がありますね

これでダンジョン攻略が捗りそうだね

ええ、是非とも試し切りに行きたい気分です

硝子がやる気を見せてくれて何よりだ。

さっそくとばかりに休憩を終えた硝子は紡と一緒にダンジョンへと潜って行った。

俺? 俺もロミナに作ってもらった大鯰の釣竿の試し切りとばかりに釣りを始めたぞ?

今までよりもさらに釣りやすくなったぜ!

またペックル共が釣れ始めた。

いい加減、ペックル共が多くなって、管理していると日が暮れて行く。

ダンジョンに潜ろう物なら危ないラインになっているペックルがいるくらいだ。

ロミナやしぇりると一緒に管理しているけど、お互い作業に集中していて忘れそうになる時がある。

どうしたものか。

城を建てよう

数日後。

硝子と紡のダンジョン攻略部隊はしぇりるや俺の協力なしでサクサクとダンジョンを進んで行っているとの話を聞いた。

やはり俺が釣った主の素材で作った武器のお陰だそうだ。

一応、インスタントダンジョンなので任意の階層範囲を潜り直すと入手できるアイテムやモンスターがいる訳だけど、最深部を目指して攻略中だ。

如何せん、エレベーターがあるお陰で20階毎にショートカットが出来ても、一日に潜れる階層が限られている。

経験値目当てに再出現するモンスターを狩る事は出来るらしい。

匙加減が難しいな。

どれくらい深いのかわからないけれど、硝子達の手腕に掛っている。

そんなダンジョン攻略を聞いている最中の事。

そろそろ城を建てようペン

サンタ帽子ペックルが誰かを呼ぶような動作で俺に近づいて来て、今度こそ闇影辺りでも呼んでやろうかと思っていた所でそう返された。

これが設計図ペン

ペックルがサンタ帽子から設計図を取り出して建築に登録する。

ああ、そう

じゃあ指示を頼むペン

城ね?

まあ、元々ここは伯爵だったかの領地だった訳で、屋敷にペックルの入っていた宝箱があった。

で、開拓をするのが目的で、その中に城の設計図があるのは多少、想像できなくはない。

というか単純にこの島って結構広いんだよな。

城を建てられるほどではあるとは思うがあ、建てられる場所が指定されている。

建設の指示を出せば即座に対応するみたいだ。