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迷子になった子供のように己を見上げるラーメスに、Olは答えてやる。

愛してやる。お前はただ、それを受け入れるだけでいい

それは。

心の奥底でずっとラーメスが願い続け、しかしどれほどの力を手にしても、けして手に入らなかったものだった。

歓喜の声をあげるラーメスの姿に。

女の子を落とす時のOlさまって相変わらずエゲつないなあ、とマリーは思った。

第20話一歩踏み入れば即死するダンジョンに挑みましょう-8

んむ、ふんっあっ

ちゅぷり、と濡れた音を立てて、ラーメスの唇からOlの舌が離れる。

男と口づける事に対する不快感や抵抗感は、自分でも驚くほどにまったくなかった。それどころか胸はドキドキと高鳴り、顔が熱く火照って、酩酊にも似た高揚感がある。

あっんっ

Olの手がするりとラーメスの服の中に滑り込み、その豊かな乳房に触れる。

へ、変ではないか?

露出した双丘に、不安そうにラーメスは問うた。

変であろうはずがあるか。俺が作った美だぞ

ん、うそ、それも、そうか

あれほど好んでいた豊かな乳房が己につき、Olの手のひらに弄ばれるその感覚に、ラーメスは奇妙な快感を抱いた。いや、あるいは

もっ、と

あるいは自分は、女達の胸を蹂躙しながらも、揉まれる乳房の方にこそ感情移入していたのかも知れない。

もっと乱暴にして、欲しい

ラーメスはそんな事を思った。

あっ、あぁっ!

ぎゅっと潰れるほどの力で鷲掴みにされて、ラーメスは思わず高く声を上げる。しかしそれは、苦痛ではなく快楽の声だった。

すっかり女の子になっちゃったね、ラーちゃん

マリーが呆れ半分の声で言って、ラーメスの横に並ぶ。

一緒に可愛がってもらお?

別にお前まで抱くとは言っておらんがまあいい

Olはラーメスの乳房をぐにぐにと揉みしだきながら、もう片方の腕でマリーを抱き寄せると、彼女の唇を強引に奪う。

オ、Ol余もぉ

ピチャピチャと音を立てて絡み合う舌と舌に、ラーメスは堪えきれずにそう懇願した。

じゃあわたしも、どーぞ

代わりとばかりにマリーが上着をずり下げてぷるんと形の良い胸を露出すると、Olの手を取ってぐいと押し当てる。

んっんんっは、あぁん

右手でマリーの、左手でラーメスの柔らかな果実の感触を堪能しつつ、二人の美女の濡れた唇を交互に味わう。

そうするうちに興奮したのか、マリーの手がOlのいきりたったものをするりと撫でる。

お前はどうにも、辛抱というものが足らんな

Olは呆れたように言って立ち上がり服を脱ぎ捨てると、二人の眼前に反り立った肉槍を突き出した。

まずは奉仕してみろ

やや不満げに返事をするマリーの横で、ラーメスは目を大きく見開き、Olの剛直を凝視する。

ここれが、Olの?

女の性器であれば飽きるほど見てきたラーメスであったが、自分以外の男の性器など見る機会は一度もなかった。しかしそれは明らかに男の頃の己よりも太く長く、同じ性器とは思えぬほどの威容であった。

じゃあラーちゃん、せっかく立派なもの持ってるんだから、これで挟もっか

そういって、マリーはラーメスの双丘を両手で持ち上げてみせる。

む、胸でか!?

そうそう。ほら、こーやっておっぱいサンドっ

マリーはラーメスに抱きつくようにして胸を寄せ合い、Olの怒張をぎゅっと四つの乳房で挟み込む。

で、このはみだした部分を~べろでペロペロしちゃうの

そして収まりきらなかった亀頭を、舌を伸ばしてぺろりと舐めあげてみせた。

な、なるほど

ラーメスはごくりと唾を飲み込んで、恐る恐るそれに倣い、Olのペニスに舌を伸ばす。

んこう、か?

そうそう、上手上手

言いながら、マリーはOlの先端にちゅ、ちゅ、とキスを落とす。すぐさまラーメスはそれを真似て、二人の少女は左右からペニスに口づけた。

ふむなるほどな

ぴくんと反応する男根にラーメスは笑みを浮かべると、ぐっと首を伸ばして舌を突き出し、裏筋の辺りをついと舐めあげる。

ここが良いのであろう?それにこうだ

元男だけあって、男が気持ちよくなる勘所はよくわかっている。ペニスの弱い部分を舐めしゃぶりながらゆさゆさと両手で胸を揺らし、肉茎を擦り上げるラーメスにOlは思わず呻いた。

むっ、負けないよ

マリーも対抗心を燃やし、胸で扱き立てながら肉槍に吸い付く。

二人分の唾液がOlの肉棒をぬらぬらと伝い、可憐な唇がちゅぶちゅぶと下品な音を立ててグロテスクな器官に懸命に奉仕する。白と黒の柔らかな乳肉は互いに押し合い、一部の隙もなく茎を挟み込んで、そのすべすべした肌で男をこの上なく楽しませた。

Olは二人の頭を掴むようにしながら、その欲望を吐き出す。乳房の間から間欠泉のように吹き出す白濁の液を、マリーとラーメスは舌を突き出しながら顔で受け止めた。

お味はどう?

生臭くて、エグくて、苦くて、喉に絡みつく

ぺろりと自らの顔についた精液を舐め取りながら尋ねるマリーに、ラーメスは盛大に顔を顰めながらそう答えた。

だが不思議と、嫌ではない

だよねっ

男の精液など嫌悪感しか感じないはずなのに、とラーメスは心中で呟く。己の性が完全に変わってしまった事を、彼女はようやく自覚し始めた。

けど、これからが本番だよ

そう言って、マリーはラーメスの身体を後ろから抱きかかえるようにして持ち上げる。

Olさまにちゃんと、女の子にしてもらお?

し、しかし

この期に及んで、ラーメスは怖気づいた。だが逃げようにも身体はしっかりとマリーに押さえられていて、足すら地面につけることができない。

大丈夫だよ

彼女の耳元で、マリーは囁くように言った。

わたしが一緒に、こうしてぎゅってしててあげるから

ああ。頼む

その言葉にラーメスは覚悟を決め、Olに顔を向けて、彼を見上げた。

来て

まるで抱っこをせがむ赤子のように両腕を伸ばすラーメスに頷き、Olはマリーごと彼女を抱擁する。そして、何も受け入れたことのない無垢の秘裂に、己の先端を押し当てた。

一言そう告げて、男が、ずぶりとラーメスの膣内に侵入する。

破瓜の痛みに身を震わせるラーメスを、マリーの腕がぎゅっと強く抱きしめた。

少しだけ、辛抱しろ

Olは言って、ゆっくりと腰を奥深くまで埋めていく。

全部、入ったぞ

は、あぁはぁはぁ

まるで永劫にも思える、しかし実際には僅かな時の後、Olがそう言って動きを止めてようやくラーメスは息をついた。呼吸すら出来ぬほどの、恐ろしい苦痛。

よくやったな

しかし、Olに労われ頭を撫でられるだけで、そんな苦痛も打ち消されるほどの多幸感がラーメスに押し寄せてきた。