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自分が今何をされているのか、どうなってしまっているのかすらわからぬまま、穢れを未だ知らぬ少女は丁寧に丁寧に快楽を教え込まれ、身体をほぐされていく。

ふぅっふぅっは、ぁあ

大きく股を広げたまま肩で荒く息を吐き、汗と涙と唾液にまみれた少女の顔の前に、Olは下履きから取り出した己自身を突き出した。

あ♡

フローロがそれを目にするのは初めてのことだった。だがその機能を知らずとも、それをどのように使うのかははっきりと分かった。

彼女の身体は、既に分からされてしまっていた。

意識せずとも股の奥が疼き、それを欲して愛液が分泌される。

ください♡

フローロは気付けば、そう口にしてしまっていた。

両脚を大きく広げ、自分の指先で花弁を押し開きながら、その奥を指差して。

ここに♡Olのそれ、入れて下さい♡

快楽に蕩けきった表情で、甘くそうねだった。

第3話魔王の才覚を確かめましょう-2

そう声をかけ、Olは返事を待たずにフローロの膣内へと侵入を果たす。

しとどに濡れたそこは、あっさりと太い剛直を飲み込んだ。

純潔の膜を破る際に僅かにフローロは顔をしかめたものの、その反応はごく僅かなものだった。手間暇かけてこれ以上ないほど柔らかくほぐしたところに、女の体を熟知したOlが細心の注意を持って挿入したのだ。わざわざ痛みを止めるような魔術を使わずとも十分といえる。

ふあぁぁっ♡

その証拠にゆっくりと奥へ押し込めば、それに押し出されるようにしてフローロの口から甘い声が漏れた。

んっ♡は、んんっ♡あっ♡

性交の意味すら知らないというのにいや、あるいは知らないがゆえか。素直に快楽を貪るフローロの声はひどく艶かしかった。

Olぅ♡ここ、さっきみたいに、触って下さい♡

それどころかOlの腕を取って己の胸に導きつつ、ぎこちないながらも自ら腰を動かしすらしていた。

あっ♡いぃんっ♡それぇっ♡もっと、あぁんっ♡

遠慮なくそのたわわに実った乳房を揉みしだいてやれば、フローロは悶えるように喘ぐ。その表情はすっかり快楽に蕩け、控えめながらもしっかりとした芯を持つ元魔王の面影は殆ど見られなくなっていた。

それぇっ♡Ol、そこっ♡ごしごしされるの、好きですっ♡もっと、して、下さいっ♡

ぎゅうと膣口で強くOlのものを締め付けながら、フローロはもどかしげに腰を揺らしそうねだる。

ここをどう呼ぶのかも知らぬのか?

あんっ♡知って、ますけどぉ♡口に出すのは、恥ずかしい言葉、ですよぉ♡

一応恥ずかしいという概念自体はあるらしい。

構わん。して欲しいのであれば、どこをどうされたいのかはっきりと言ってみろ

おまんこの、奥ぅっ♡Olのおちんちんで、ごしごしして下さいっ♡

しかしOlがそう命じると、フローロは躊躇いもなくそう口にした。

恥ずかしいのではなかったのか?

だってぇ♡して欲しいんです♡Ol、ちゃんと言いました♡わたしちゃんと言いましたからぁっ♡わたしのおまんこ♡ちゃんとごしごししてください♡

呆れ半分でOlはフローロの腰を掴み、ぐっと突き入れる。

あぁんっ♡やぁ、Olぅ♡おっぱいもぉっ♡ちゃんとおっぱいもいじってくれなきゃやですぅ♡

注文の多いやつだ

Olはぼやくように答えつつも、腰に力を込めながら両手でフローロの胸を掴んだ。両手に余ってなおあふれる大きさの胸肉は強く握れば崩れてしまうのではないかと思うほどの柔らかさで、それでいて手のひらにしっとりと吸い付くような触り心地だ。

Olの剛直を咥え込んでいる秘所も下半身全体がびっしょりと濡れてしまうほどに愛液を漏らしておきながら、Olの物をちぎらんばかりに締め付けて、ぬるぬるとした肉の感触が先端をくすぐるよう。

とてもついさっきまで処女だったとは思えぬような、極上の肉体だった。それこそ、Olとて気を入れねば勢い余って達してしまいそうなほどの。

待ておかしい

どうしましたか、Ol?

動きを鈍らせるOlに不思議そうに首を傾げつつ、フローロは自ら腰を揺すってOlの男根をしゃぶるように抽送する。

先程までぎこちなかったはずのその動きはいつの間にか随分こなれ、フローロはピストン運動を繰り返しながらも腰をくねらせ更に奥へとOlの肉槍を咥えこんでいた。

お前!どうして、そんなくっ!

やぁん♡駄目ですよ、Olぅ♡もっと、気持ちよくして下さい♡

引こうとするOlの腰をぎゅっと脚で挟み込み、フローロは彼の腕を取ってむにゅっと自らの胸に強く押し付け、更に上から指を重ねて揉みしだかせた。

もっとぉ♡Olのおちんちんで、わたしのおまんこ♡いじめてください♡

懇願する少女の額に角は生えているが、しかし彼女はサキュバスではない。それどころか悪魔でもない。悪魔であればその身体は魔力だけで構成されているはずだが、フローロの肉体はれっきとした肉でできている。尾や翼、鱗や毛皮を持った者たちと同じように、角が生えているだけの生き物なのだろう。

だがその淫らさと身体の抱き心地の良さ、そして性技の物覚えの良さは淫魔さながらであった。

いいだろう。そこまで言うなら全力で相手してやる

とはいえ、Olは本物のサキュバスを妻としほとんど毎晩抱いてきたのだ。臆する理由もなく、Olは繋がったままフローロの身体をくるりと回転させてうつ伏せにさせると、彼女に覆いかぶさるようにして組み敷いた。

えっ?オウふぁぁぁぁぁあんっ♡

急に体位を変えられ戸惑うように振り向きかけるフローロだったが、ずんと奥まで突き込んでやるとすぐに声を蕩けさせた。

あっ♡はぁんっ♡いいっ♡きもちいいですっ♡Olぅっ♡

もはや魔術による増幅も切ってしまっているというのに、Olの太く長い肉槍をずっぷりと咥えこんで痛がるどころか悦びに喘ぐフローロ。もはや天賦の才という他ないだろう。こんな娘が今まで男のことを一切知らずに生きてきたのは奇跡的なことであった。

あっ♡あっ♡あっ♡あっ♡はぁんっ♡

Olが腰を打ち付ける度に、濡れた肉のぶつかり合う音とフローロの嬌声が部屋の中に響く。更に快楽を求めるべく彼女は尻を高々と上げ、その動きに合わせてぶるんぶるんと揺れるたわわな双丘をOlは鷲掴みにした。

柔らかな乳肉を指の形にぐにゃりと歪ませながら、指先で容赦なく乳首を摘み上げる。

はぁぁんっ♡それぇっ♡それ、いいですぅっ♡

快感にきゅうと締め付けてくる膣口を無理矢理こじ開け、両乳房をほしいままに弄びながら、ぐりぐりと抉るように腰を押し付ける。

ああっ♡それっ♡そこっ♡だめっ、あっ、あっ、あーっ♡

普通の処女であれば痛いだけであろう子宮口への刺激もフローロはしっかりと感じ抜いて、背筋を反らして絶頂に達した。