Выбрать главу

あぁっ♡だめっ♡まだっ♡わたし♡あっ♡あぁっ♡♡♡

だがOlは休むことを許さず、更に何度も何度も彼女の最奥を強く突く。その度にフローロの視界は白く瞬き、途方も無い快感に彼女は舌を突き出しながら身体を震わせた。

絶頂でキツく締め付けてくるフローロにたまらず、Olはそう宣言する。そして思い切り抱きしめながら、彼女の中に精を放った。

あぁぁぁっ♡ああああぁぁぁぁぁぁっ♡♡♡

膣奥で白濁の奔流を受け止めて、フローロは高く鳴きながら一際大きく絶頂に身を震わせた。大量の子種が、その意味すら知らぬ無垢な少女の胎内を犯していく。

んぅっ♡は、ぁ♡

最後まで出し切った一物を引き抜くと、フローロは気持ちよさそうに身体を弛緩させながら、ベッドの上に突っ伏した。

Ol♡とってもきもちよかったです♡また今度、今のをして欲しいです♡

自分が何をされたのかも理解せぬままとびきりの笑顔で言う彼女の秘裂から、ほんの僅かに血の混じった精液がどろりと零れ落ちる。

ああ。何度でもしてやるとも

Olは答え、何とは無しに顔を近づけフローロに口づけた。

途端、フローロは劇的な反応を見せた。すなわち、口を両手でおさえ、瞳を最大限まで見開いて、Olの顔を見つめたのだ。

き?

その反応に首を傾げるOlに。

キスなんかしたら赤ちゃんできちゃうじゃないですかっ!?

フローロは顔を真っ赤に染めてそう叫んだ。

ああまあそうだな

子供が出来るような事をしたのは確かであったので、Olは曖昧に頷く。

オOlは、私と赤ちゃんを作りたいのですか?あっ

正確に言えば子作りそのものではなく、その為の行為なのだが、とどう説明したものか思案している内に、フローロはなにかに気づいたように声を上げた。

そ、そういうことなのですね覚悟というのは。確かに私は全てを差し出すと言ったのですから、当然それも考慮しておくべきでした

何だ?何を言っている?

その呟きに何やら不穏なものを感じたOlは問い質すが、答える前にフローロはベッドの上で全裸のまま姿勢を正すと、改まった様子で深々と頭を下げた。

不束者ですが、よろしくお願いいたします

違う!そうではない!

案の定、身を固める覚悟を決めたらしいフローロにOlは叫んだ。

結婚するつもりでないのなら、何故子を作るような事をしたのか。

性交の意味さえ知らずキスで赤子が出来ると思っている無垢な少女に、老獪な魔王はその後数時間にも渡って説明する羽目になったのであった。

第4話次なる刺客を迎え撃ちましょう-1

虚空に、小さな半透明の箱が一つ浮かぶ。

Olが軽く指で触れるとそこから線が伸び、似たような箱に繋がれる。その箱からは更に複数の線が伸び、その先に箱が繋がれ、線と箱とは瞬く間に増え広がって、まるで蜘蛛の巣のように縦横に張り巡らされていく。

ふむ思ったよりもだいぶ大きいな

みるみるうちに作られていくそれは、このダンジョンの地図であった。

元とはいえ魔王のフローロでさえ地上を知らないほどのダンジョン。一体どれほどの大きさなのかと魔術による走査を試みたOlの眼前に広がったのは、展開中であるにも関わらず既にOlのダンジョンに勝るとも劣らぬ程の規模を見せ始めていた。

む結界か。小癪な

その表示が、途中で壁にぶつかったように止まる。それは本物の壁ではなく、魔術的な壁であった。Olが今いる場所から七階ほど上の地点で、魔術走査が食い止められている。

ち無理か

Olはそれを力づくで突破しようと試みたが、途中でふらりと目眩を感じて魔術の行使を中断した。

やはり魔力が足らんな

忌々しげに呟いて、彼は傍らですやすやと眠るフローロに目を向ける。

この迷宮は訪れただけで魔力が抜け、失調を起こすほどに魔力に乏しい。そんな中で、Olが気絶している間に目をさますことが出来るほどに回復したのは、フローロのおかげだ。

どういうわけか、彼女はその身に膨大な魔力を蓄えているのだ。歩くダンジョンコアのようなものというと流石に言いすぎだが、並の魔術師など及びもつかないほどの魔力を秘めているのは確かなこと。下手をすればラーメスにさえ匹敵するかも知れない程の量だ。恐らく彼女が魔王だという話と無関係ではないのだろう。

だからこそ、彼女はOlよりも上手くOlの魔術を扱うことが出来た。殆ど魔力が切れかけているOlと違い、彼女の魔力量であれば相当大規模な魔術であろうと自由自在に行使できる。

そんなフローロが自然と放出する魔力を吸収したがゆえに、Olは身体を動かし魔術を行使できるまでに回復した。二重の意味で彼女は生命の恩人だと言える。

Olがフローロを抱いたのも単にその覚悟を試したり、美しい身体を堪能したかったというだけの話ではない。魔力を奪うのであれば交わるのが一番効率がいいからだ。

しかし、フローロの持つ魔力は濃い紫をしていて、Olの琥珀色の魔力とは随分と性質が異なる。奪ったところですぐに使えるわけではなく、自分の体の中でゆっくりと消化する必要があった。

いずれにせよ、ダンジョンコアも龍脈も存在しないこのダンジョンの中ではそう派手な魔術を使うことは出来ない。魔術を使わずとも魔力は消費されていってしまうので、定期的にフローロと交わる必要があるだろう。もっとも、昨日の様子を見るに彼女にとっては望むところだろうが。

起きろ、フローロ

んぅふあぁおはようございます、Ol

目を擦りながら挨拶するフローロは、昨日の乱れっぷりが嘘のようにあどけない。

まずは顔を洗え。今後のことを相談するぞ

不可解なやつだと思いながらも、Olは水の入った桶を突き出すのだった。

王を目指すにあたって、まずやるべきことが二つある

二つですか?

不思議そうに首をかしげるフローロに、Olは頷き答える。

一つはお前の立場だ。よもや王となるべき者が奴隷の立場でいるわけにもいくまい

あっそう、ですね

言われて思い出したのか、フローロ。

解放されるにはどうすれば良いのだ?主人を殺せば良いか?

確かに主人が死ねば自動的にその奴隷は解放されます。或いは主人が奴隷の解放を宣言するかただし、奴隷は自分の主人を害することは出来ません

では話は早いな。俺がお前の主人を殺せばいい

Olがいうと、フローロは表情を曇らせた。

殺さずに何とかする方法はないでしょうか

何だ。奴に義理でもあるのか?

Olの問いに、フローロはふるふると首を横に振る。

いいえ。むしろ散々罵倒され虐げられた恨みがあります

ならば何を躊躇する。まさか今更、人を殺すのが嫌などとは言わぬだろうな

そうではありません。恨みを持つからこそ、殺したくないのです