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そんな淫靡極まりない光景を視界の端に捉えながらも、Olはラディコの肉体を嬲っていた。

膣内に指を入れることこそできないが、陰核を攻めつつもその下のスリットの入り口を撫でるようにして往復させれば、滴り落ちた愛液がたぱたぱと音を立てて地面に滴り落ちる。

んっ、きゅぅんっ♡あぁっ♡きもちーよお♡

手のひらにすっぽりと収まってしまう柔らかな乳房を揉みしだくと、小さな蕾が触ってくれと言わんばかりに屹立し、それを舌で転がしながら唇で甘く食めば、その度にラディコは素直に喘ぎ声を漏らす。

その瑞々しい肌を味わえば、それそのものが快楽となってラディコに伝わり、彼女は更に善がって身体を震わせた。

んちゅぅっ♡ちゅっ♡ちゅぅっ♡じゅぷっ♡

くぅんっ♡あっ♡ひやぁんっ♡はあぁんっ♡

豊満な肉体を使って奉仕する女と、あどけない肉体を思う様蹂躙させる女。奉仕されながら別の女に奉仕するそれは、Olでさえ今まで経験したことのないものであった。

痺れるような快感に煮えたぎる快楽が、目の前の少女を蹂躙したいと唸りを上げる。貪るように吸い付くような肌を味わっても、そこにぱっくりと開きよだれを垂らす美味そうな雌穴に突き入れるわけにはいかない。

だが、幾重にも折り重なった快感によってすっかりほぐされたその穴から垣間見えるピンク色の肉はこの上なく淫靡にヒクヒクと蠢いて、まるでOlを誘っているかのようであった。

きもち、いいよぉ♡ねぇ、中あ♡中にい♡入れてほしいのお♡

ふるふると腰を振ってねだるラディコの言うことを聞くわけにはいかないし、かといって単純に達するわけにもいかない。Olは最大限快楽を感じながら、しかしそれに流されることなく冷静にラディコの身体を愛撫し気持ちよくしないといけないのだ。

ねぇ♡Olぅ♡それも♡気持ちっ♡いいけどぉ♡もっと、気持ちよく♡なりたいよお♡

両手両足を拘束されながら、出来る限りにラディコは尻を振ってOlに誘惑する。

ああ、してやるともっ

とろとろに熟れた蜜壺に挿入すれば、どれほど気持ちいいことだろうか。そんな思いを抱きつつも、Olはラディコの両乳首をきゅっと摘み、びっしょりと濡れた秘所を舌でなぞる。

ひぁんっ♡もっとぉ♡もっと奥♡ナカに、挿れて欲しいよお♡

舌先で触れた空間は、特別閉じているというわけではない。つまりは実際に凄まじい力で膣を締め付けているわけではなく、膣で何かを締め付けるとそこにかかる圧力が倍加するのだろう。

それに気づいたOlは、一つの方法に思い至った。力を倍加するならば、同じことをしてやることが出来る。

Olは己の快楽をラディコの身体に移したまま、自分自身の感度を最大限まで引き上げた。

ぐ、おっ!

ひあぁあっ♡

神経が焼ききれてしまうのではないか、と思うほどの快楽がOlを襲う。あまりの気持ちよさに、逆に達することができないということもあることを彼は初めて知った。矢を放たれる寸前の弓が弦をキリキリと引き絞るように、その瞬間に向けて間延びした時間の中Olの中の快感が急速に膨れ上がっていく。

フローロの濡れた舌の感触、唇が男根を締め付けるほのかな圧力、肉茎をぴっちりと包む胸の柔らかさ、すべすべとした肌の触り心地。その一つ一つが恐ろしいほどの克明さでOlの脳に伝わって、津波のように押し寄せる。

そして溢れかえったそれは、痺れるような強烈な快楽となって体中を駆け抜け、爆発するかのように白濁の迸りとなってフローロの口内に注ぎ込まれた。

んっ♡んくっ♡

それを喉の奥で受け止めながら、フローロは教えられたばかりの術を行使する。Olの魔術によって倍加させられた快感はそのままラディコの身体に伝えられ、それがそのままフローロの魔術によって更に増幅された。

ひあっ♡♡♡~~~~♡♡♡♡♡

プシッ、と音を立ててラディコの脚の間から潮が吹き出し、床を穿つ。母なる壁で出来たものでなければ深い穴が作られていただろう。Olの手を掠めていれば指の一本も飛んだかも知れないが、気にすることはなかった。

Olはフローロの頭を押さえてその喉奥に出せども出せども尽きぬ白濁の液を送り込むことに精一杯で、ラディコは体中を駆け巡る快楽に声を出すことも出来ずただただ連続で絶頂し続けていたからだ。

ただ一人、フローロだけが嬉しそうに目を細め、Olの精液を喉を鳴らして飲み下していた。

第4話次なる刺客を迎え撃ちましょう-8

目覚めよ

パチン、とOlが指を鳴らした瞬間、ラディコの瞳に光が戻る。切り落とした衣服は修復したが、念の為に手足は拘束したままだ。

あれっ?ボク

パチパチと目を瞬かせ、ラディコは周囲を見回す。そして、Olの顔を目にした瞬間、ポンと音を立てそうな程に顔を真赤に染め上げた。

わ。わ。わ。何!?どうなってるのお!?

そして己の頬を押さえようとして初めて拘束された両手足に気づき、ラディコは慌てふためく。

慌てるな。害を加えるつもりはない

ぐっと顔を近づけ、Olは言った。

もっとも、そちらがこちらに危害を加えなければ、の話だが

くっ、加えない加えない!絶対加えないよお!だ、だからこれ解いて、顔を近づけないでえ!

思った以上にあっさりとそう言ってのけるラディコにOlは拍子抜けした。フローロの動向を把握されている以上、Olの契約を用いた呪いについても既に知られていると考えるべきだ。

しかしそれにしてはあまりにもあっさりとラディコは危害を加えないなどという約束を結んだ。まさかとは思うが、呪いを無効化するようなスキルが存在するのか。

あっ。しまった、約束しちゃ駄目なんだった

などと思っていると、ラディコはあっさりと口を滑らせた。

い、今の約束しなかったことにしちゃ駄目かなあ?

別に構わんが、その場合お前の身体はそのままだぞ

あっ、そっかあ!えっ、どうしよ、困るな困るな、どーしよ

慌てふためき眉根を寄せて困るラディコに、Olは額を押さえた。もしこれが演技であるならその演技力は人智の及ぶ範囲ではない。

まいっか。どうせOlくんの事叩いたりしたくないし約束するよお!

オ、Olくん!?

あれ?ボク、なんでOlくんの名前知ってるんだろ

催眠状態の時の記憶は無意識下に押し込められ、思い出すことは出来ない。しかし名前のような表層的な知識はまろびでる事がある。Olが驚いたのはラディコがOlの名前を覚えているということではなく、あまりにもフランクなその呼び方であった。

気にするな。では、解放するぞ

ん?うん、お願い

パチリとOlが指を鳴らすと、ラディコの両手足を拘束していた壁が溶けるように消えてなくなる。