その瞬間。ラディコは呼吸することさえ忘れて背筋を反らし、絶頂した。ぎゅうと、彼女の膣壁がOlの男根を締め付ける。スキルは切っているはずなのにそれは手のひらで思い切り握りしめるほどの強さで、Olは腰を引くことすらできず彼女の中に射精した。
圧倒的に男が優位な後背位であるにも関わらず、膣内射精以外は許さぬと言わんばかりの締め付け。その小さな雌穴に白濁の全てを注ぎ込んで、ようやくラディコは全身の力を弛緩させ、床にぐったりと倒れ込んだ。
Olの肉槍がずるりと抜け落ち、栓を失った秘裂からどろりと白い液体が漏れ出る。
すごかった、よお
尾と耳すらも力なく、ぐったりと横たわりながら、ラディコはそう呟いた。
二人の処女を抱き終えて、Olは残る一人へと視線を向ける。
ふぅっ♡ふぅっ♡
フォリオは自由の利かない身体で床に転がりながら、顔を真赤にして荒く息をしていた。
二度の初体験の気分はどうだった?
Olは魔術でナギアとラディコの感覚を、フォリオに送り込んでいた。麻痺した身体では自分で快楽を処理することもできず、ただただ送られてくる快感に身を焼く他なかったはずだ。
こ
こ?
なにか言いたげに声を漏らすフォリオに、Olはその先を促す。
こーさんっ!降参しますっ!参りましたってばあ!もう、無理だからあ!
フォリオは自棄になったように、そう叫んだ。思っていたよりもずっと早い陥落に、Olは一瞬何かの罠かと疑う。
だが麻痺を解くような手段を持っているならとっくに試しているだろうし、降参した程度でOlが油断するような人間ではないのもフォリオであれば先刻承知だろう。
となれば、詰んだ状況からなら早めに白旗を上げた方が賢明であるかも知れない。フォリオとて、無為に純潔を散らしたくはないだろう。
正直この美しい翼族の女も抱いてみたいと思わなかったと言えば嘘になるが、かといって必要もないのに行為を強要するのはOlの主義に反する。見上げた機の見極め方だ。
Olは感心半分、落胆半分でそう考え。
だからアタシにも、はやく、して下さいよぉ
そんなOlの予想を、フォリオは涙目で打ち砕いたのだった。
第6話獣娘たちを躾けましょう-3
いいのか!?いいのかって何ですか!?ここまでしといて、まさかアタシは抱けないってんですか!?
思わず問えば、フォリオはひどい剣幕でOlに噛み付いた。まだ身体は動かないようだが、口の方は随分と回復してきたらしい。
いやそういうわけではないが
こんなにドロドロのグチョグチョにしておいておあずけなんて、酷すぎですよ!
フォリオの口調はどう考えても本心からのものだった。Olは念の為に二、三呪いの契約を取り付けて、彼女の身体をひょいと抱き上げた。
背中に生えた翼以外は人とさほど変わりないように見えるが、それは見た目だけの話なのだろう。中背程度の背丈を持っているというのに、フォリオの身体はラディコより軽かった。
あの、この麻痺って
悪いが解毒する魔力を節約したいのでな
蠍蜂のスキル麻痺針は、Olにとっては未知の毒だ。そもそも毒ですらないのかも知れない。複数の回復魔術を重ねがけすれば効果を消すことはできるものの、それはひどく効率が悪いものであった。どのみち時間が経てば自然と消えるのだ。
んあっ!
フォリオの身体を膝に乗せるようにして、彼女のスカートを捲りあげ秘所へと指を伸ばす。本人の言う通りそこは既にびっしょりと濡れそぼっていて、下着は殆どその役目をなさなくなっていた。
早く挿れてくださいよお
そう焦るな。物事には順序というものがある
Olはスカートの中でフォリオの下着をずらし、ゆっくりと指を差し入れていく。いくら濡れていると言ってもろくにほぐしもしていない膣口だ。ラディコと違って既に膜が破れているということもなさそうだし、しっかりと慣らさねば痛いだけだ。
うううっはやくはやくぅ!
だが、身体が麻痺して動かせないせいもあるのだろう。フォリオはもどかしげに何度もOlを急かす。
待てと言うに
やぁんっ♡お腹の奥が切ないんですよぉ!
つぷりと指を挿れ、軽くひっかくように膣壁を擦り上げると、フォリオの羽がパタパタとはためいた。麻痺が徐々に解け始めているらしい。
急に入れても痛いだけだぞ
実際フォリオの中は酷く狭く、Olの人差し指だけでもかなりキツい。とてもOlの太いものを受け入れられそうにはなかった。
で、もぉ!
不満げにバサバサと動かされる翼を、Olは空いた片腕を用い、フォリオを抱きしめるような形で押し止める。
ひあっ♡
その瞬間、フォリオの膣口がこれまで以上にOlの指を締め付けた。
もしや
だ、だめえ♡それっ♡だめになるっ♡なでなで、しない、でえっ♡ひあああぁんっ♡
フォリオの背中に腕を回したまま、翼を撫でる。その度にフォリオはガクガクと身体を震わせ、膣壁を収縮させた。どうやらラディコの尻尾と同様に、そこに性感帯が集中しているらしい。
だめえっ♡やっ♡だめって♡いってぅ、のにぃぃぃっ♡
Olはここぞとばかりに羽を撫でつつ、膣内を指先でほぐしていく。フォリオはびくんびくんと身体を震わせ、何度も声を出すことも出来ずに絶頂に達しては、また喘ぎ声をあげながら絶頂まで高められるのを繰り返す。
ふむこのくらいか
あひゅぅ♡しゅごしゅぎましゅ♡
Olが納得してそう呟く頃には、フォリオは身も心もぐにゃぐにゃに蕩けてしまっていた。
フォリオの身体をもう一度持ち上げて、Olは彼女の痴態に興奮しギンギンに反り立った肉槍の先端を、その秘部へと押し当てる。
本番はここからだぞ
ひぎいぃっ♡
そして、一気に根本まで押し込んだ。
あひいぃっ♡ふぐっ♡ひああぁんっ♡ひっ♡ひぐぅぅんっ♡
殆ど悲鳴のような嬌声をあげるフォリオ。だが、苦痛よりも快楽を強く感じているのはその蕩けた表情を見れば明白であった。
麻痺した彼女が唯一自由に動かせるのが顔から上だ。
ひっ♡いぃんっ♡あっ♡ふっ♡あぁっ♡
残りの部分は指一本動かすことが出来ず、その軽い身体はまるで玩具のように持ち上げられ、肉槍の上に落とすようにして膣奥を穿たれる。
ただ快楽を貪るためだけの肉塊のようなその扱いに。
ひぐぅっ♡は、ひあぁんっ♡んっ♡いぃっ♡いいよぉっ♡
──しかし、フォリオは悦んでしまっていた。
もっとぉ♡もっと♡あっ♡ずんずんってぇ♡アタシっ♡こんな♡扱いされてぇっ♡気持ちよくっ♡なっちゃってるっ♡
Olがその太ももを抱えるようにして持ち上げ腰の上に下ろすたびに、ぱちゅん、ぱちゅんと愛液でしとどに濡れた秘裂が音を立てる。フォリオはそれを拒否することも隠すこともできず、ただただ男の好きなように犯されるしかないというのに、彼女が感じていることを示すその音はどんどん大きくなっていった。