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謙遜するな。お前たちの身体は十分美しい

魔王として君臨し、数多の女を当然の権利として抱いてきたOlにとっては、そんな風に恥ずかしがる様子はかえって新鮮だった。それに何より、手のひらにすっぽり収まりそうなフォリオの乳房も、殆ど凹凸のないラディコの子どものような裸身も、十分魔王の対照範囲内だ。

えっと、じゃあ、アタシの望みを聞いてもらえるということでしょうか

ああ、言ってみろ

眼の前に晒された魅力的な肉体に思わず抱いてからだと答えたくなるが、約束は約束だ。Olは鷹揚に答えて促すが、フォリオは躊躇うように押し黙った。

その、アタシが何を望んでいるのかもうお察しなんですよね?

大体のところはな。だが、具体的な内容は言わねばわからん

そう告げると、フォリオはなぜか驚き慌てふためく。

ぐ、具体的!? 具体的に言わなきゃダメですか?

当たり前だろうが

流石のOlも、フォリオの望みが具体的にどのようなものかまでは推測することしか出来ない。だがやはり何故か戸惑い言いにくそうにする彼女に、Olはある可能性を思いついた。

フローロのことが気になるか?

フォリオがそれほど躊躇う理由があるとするならその辺りだろう。Olはフローロの協力者として、彼女を魔王へと押し上げるために行動している。フォリオの望みがそれを邪魔するものになりうるのなら、Olに言いにくい事もあるだろう。

お見通し、ですかそれは、そりゃあ気になりますよ。だってフローロサンはOlサマの

気にするなとまでは言わんが、お前が思い悩む必要はない。その辺りの調節は俺の仕事だ

とは言え彼女自身に積極的にフローロを害そうというつもりがないのは、見ていればわかる。ならば衝突を避ける方法もあるだろう。

わかり、ました

Olの言葉に腹を決めたのか、フォリオの表情から迷いが消えた。

ぐ具体的に、ですよね

ああ。お前の口からしっかりと、何を望んでいるのかを聞きたい

そういう、コトなんですね

そういう事とはどういう事だ? とOlが問うより先に、フォリオは大きく息を吸って覚悟を決める。

そしておずおずとした動作で翼を広げて己の裸身を晒すと、Olに見せつけるように秘所を指で大きく割り広げ、言った。

アタシのはしたないおまんこをOlサマの太くて逞しいおちんぽで腰が抜けるまでズボズボ犯して、思いっきり奥に種付け膣内射精して欲しいです!

予想していたのとは全く異なる懇願に、Olは思わず問い返すのだった。

第9話部下の望みを叶えましょう-3

あんっ!そこぉっ!Olサマのぉっ!あぁっ!硬いの、当たってぇっ!あぁっ!そこ、そこぉっ!おまんこの奥っ! ずんずんされるの、だめぇぇっ!

浴室の中、肉と肉がぶつかり合う音と、水の揺れる音をかき消すように、フォリオの嬌声が響く。

くぅぅんっ!Olくんのゆびぃっきもちーよお!

そしてそれに負けじとばかりに、隣でラディコも喘ぎ声を上げていた。

浴槽のへりに手をかけ、高々と突き出された二つの尻。翼の下に隠れるような小ぶりな尻には男根が、尻尾の生えたむっちりとした尻には指が突き刺さっている。身長で言えばフォリオの方が頭半分ほど大きいのだが、筋力量の差もあるのか臀部だけならラディコの方が大きいのが趣深い。

Olを締め付ける膣口の力も、ふんわり柔らかく包み込むようなフォリオの中に対し、ラディコの膣は指を食いちぎるつもりなのかと思うほどにキツい。だがどちらもOlの与える快楽にどろどろに蕩け、滴る愛液が湯船にぽとぽとと落ちて波紋を作るほどであることは共通していた。

ああぁそこぉっ!Olサマのぉっああぁっカリがぁナカ、ひっかいてあぁっ! だめ、それ、だめ、だめ、だめになるぅぅっ!

Olがフォリオの中に突き入れるたび、彼女は膣内の様子を丁寧に実況する。誰かに仕込まれでもしたのかと思うような乱れようだが、彼女の身体に他の男の形跡を感じないのも確かなことだ。

以前抱いた時は間違いなくフォリオは処女だったし、それ以後誰かに抱かれたような様子もない。となれば単純に、この淫乱さは生まれついてのものなのだろう。あるいは他人の性事情を見聞きして妄想を逞しくしていた耳年増か。

ではお前は俺の身体を洗いながら、ずっとこうされたいと思っていたのか?

はいぃっ!Olサマの身体思ったよりずっと逞しくて、すごくエッチでっ!こうして犯して欲しいってずっと思ってましたぁっ!

エ、エッチだと?

それがいやらしい、蠱惑的であるという意味の言葉であることは言語スキルにより理解できたが、納得はしがたい言葉に思わずOlは反駁する。彼は自分の肉体が、女にとって情欲を催しうるものであると感じたことがなかった。

エッチですよぉっ!自覚なかったんですか!?スラッとしてる割に脱ぐとしっかり筋肉ついてるしっ!要所要所が骨ばっててがっしりしててっ! このおちんぽなんて、大きくて太くて逞しくて、もう凶器ですよぉっ!

確かに性器の大きさには多少自信はないでもなかったが、同時に大きさが快楽に直結するわけではないこともまた心得ている。重要なのは大きさよりもむしろ技術や観察力であると思っていただけに、フォリオの言葉は少々衝撃的なものだった。

今もっ奥ぅっ!ズンズン、突かれてっ!さっきから、アタシ、何回あぁっ!イってると、思ってるんですかぁっ!あぁぁぁっ!

自分の言葉に興奮したのか、フォリオが再び絶頂に達する。Olのカウントに間違いがなければこれで七度目だ。それに釣られるようにして隣でラディコも気をやる。こちらは十一回目になる。

二人ともいやに感じやすい。無論Olは処女であろうが善がらせ感じさせるだけの技量を持っているだけの自信はあるが、それ以前に妙に身体が出来上がっているのだ。特に小柄で幼いラディコなどは性感も未熟でも不思議はないのに、フォリオ以上に貪欲に快楽を貪っている。

もぉ、限界なんですぅっ!何度も、イカされて、わからされてぇっ!おなかの奥、切なくて、満たされ、なくてぇっ!Olサマの、子種っ!精液、欲しいんですっ!ください、注いで、満たしてぇっ!

フォリオの膣口がきゅうきゅうと締まり、言葉よりも更に雄弁に精をねだる。もしそれが演技によるものだとしたら、フォリオは稀代の大女優だろう。しとどに溢れ太ももから滝のように垂れ落ちる愛液や、快感にわなわなと震える膣のひだ、快楽のあまりに裏返った声色までをも演じているということになるのだから。

ではその望み、叶えてやるっ!

Olがぐっと腰に力を込め、射精に向けて更に膨らむ男根を敏感に感じ取ってフォリオは軽く達する。

ああっ、あああああっ!流れて、くるうっ!Olサマの、子種ぇっ!あああ、ああああっ!流し込まれて、ああっ!Olサマの、モノに、されてるううう!