避妊の術など使う余地もなく彼女は今度こそ、心も体も、堕ちきった。
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べ、別に、この程度で身も心も堕ちたと思ったら大間違いなんだからね
そんな事を言って白濁の液が伝い落ちる太ももを擦り合わせつつ、ウィキアはOlの両頬に手を当てて彼と濃厚な口づけを交わす。その軽口はむしろ、彼女が完全にOlの手に堕ちた証左であった。
Ol様、どうでしょうか?気持ちよくなって頂けていますか?
ナジャはOlの前にひざまずき、その豊かな胸で男根を挟み込んで擦り上げながら、なおはみだした先端を舌先でぺろぺろと刺激する。
OlさまぁOlさまのここも、すっごく美味しいですぅ
ShalはOlにぴっとりと抱きつきながら、彼の胸元をぺろぺろと舐めて奉仕していた。
だいぶこなれてきたようだな。次はどの穴に入れて欲しい?
ウィキアの胸とShalの尻を鷲掴みしながら、Olは問う。
どうぞそのまま、私の胸の中にお射精ください
その次は、Shalのおまんこにまた中出し種付け射精して欲しいですぅ
好きな穴に好きなだけ出せばいいじゃないべ、別に、したいならお尻とかに出したっていいのよ
口々に答える三人に、Olはふむと考える。
好きな穴に、か。それは悪くないな
そして、三人にある指示を下した。
これでよろしいでしょうか、Ol様
まったく本当に、変態なんだから
えへなんだかドキドキしますねっ
最も体格が良いナジャが、脚を畳んだうずくまるような姿勢でベッドの端で尻を向け。その上にウィキアが乗って、更にその背に一番小柄なShalが乗る。
Olの眼前には、まるで塔のように三人の娘の尻が積み重なって、あらわになった秘部が縦に並んでいた。
Olさまぁ♥早くShalのおまんこにハメハメしてくださいぃ♥
私もっ。Ol様、私にもどうかお情けを!
もう。好きに、して
Shalが甘い声をあげながら腰を振って誘い、それに触発されたナジャが懇願し、ウィキアも気のない風を装いながら心持ち腰を突き出す。
どれでは、まずはこれから楽しむとしようか
Olは三人の反応を一通り楽しんだ後、腰を纏めて抱えると、最初にその中心ウィキアの膣内へと挿入した。
ひぁんっ♥
まさか一番つれない発言をしていた自分から来るとは思ってなかったのか、不意を突かれたウィキアは一転、蕩けた甘い声を上げる。
あああぁっ!ウィキアさん、ずるいですぅっ!Olさまぁ、Shalに、Shalに挿れてくださいぃっ!
あ、あ、凄いウィキアに伝わる振動が伝わってきてっ!
あぁぁっ♥ひあぁぁっ♥♥すごいっ♥もうっ♥イってっ♥イってるからぁっ♥
Shalとナジャをよそに、高く鳴き声を上げるウィキア。その膣内が絶頂にわななくのを堪能し、引き抜いてすぐにナジャの膣へと突き入れる。
ああああっ♥Olさまぁっ♥これっ凄い、凄いっ♥はぁぁんっ♥
期待に蕩けきった膣口は溢れんばかりの愛液でするりと奥までOlの剛直を受け入れ、それでいて引きちぎらんばかりの強さで締め付けてくる。ぷりぷりとした尻肉に打ち付けるようにして抉り、ナジャの気をやらせた後、Olは引き抜いた怒張を再びウィキアの中に収めた。
あああああっ!?なんで!?なんでですかぁっ!?Shalは、Shalの番じゃないんですか!?
てっきり次は自分だと思いこんでいたShalは、ボロボロと涙を流しながら訴えた。
ごめんっ♥Shalにっ♥代わって、あげたい、けどぉっ♥これ、気持ちよすぎて、無理ぃっ♥♥
その一方で、再びOlを咥えこんだウィキアは強く強くOlの男根を締め付けて離さない。
Olさまぁぁぁ!ごめんなさいぃぃ!Shal、Shal、なおしまずがらぁぁ!わるい、とこ、全部なおしまずがらぁぁあ!ごめんなさい、お願いですぅぅ!Shalの、Shalのおまんこに、Olさまのおちんぽ、ハメてっ!
号泣しながら謝り懇願するShalの言葉の途中で、Olはウィキアの中から引き抜き、Shalの膣内に挿入する。
あああぁぁぁっ♥♥♥おちんぽっ♥Olさまのおちんぽきたぁっ♥ありがとうございますっ♥ハメて下さってありがとうございますっ♥Shalのダメダメおまんこにおちんぽ様挿れて下さってありがとうございますぅぅっ♥
今度は感涙に咽び泣きながら、Shalは感謝の言葉とともに絶頂する。
ちゃんと待てた褒美だ。イくぞ!
絶頂にわななく膣奥に深くまで突き込み、Olはそう宣言して欲望を解放した。
あああぁぁぁっっ♥♥来てるぅっ♥Olさまの子種来てるぅぅっ♥中出し♥種付け♥してもらっちゃってるよぉぉっ♥奥にせーえき♥びゅーびゅー出して貰えてりゅぅっ♥お孕みさせてもらえてるぅぅっ♥
長く舌を突き出し白目を剥くほどに感じながら、Shalは絶叫する。
お前たちもだ!
Olは射精を止めぬまま、Shalの中から引き抜き、すぐさまウィキア、ナジャの膣内を犯し、征服していく。それどころか一周では勢いは止まらず、更にShalに戻って順にその胎内に種をつけ。
イくっ、イっちゃいますぅっ♥Olさまのおちんぽでイっちゃうぅっ♥♥
全部、全部覚え込まされちゃったぁっ♥♥だめにされちゃったのぉっっ♥♥
しゅき、しゅきぃっ♥♥もっと私の身体使って、気持ちよくなってぇっ♥♥
同時に絶頂する三人の尻に、仕上げとばかりに精を放った。縦に並んだ三つの尻と秘部とが、どろどろとした愛水と白濁の混合液でべっとりと汚される。
そのさまを満足気に眺めながらも、Olは流石に一息ついてベッドに腰を下ろした。龍脈を通じた無限の魔力で尽きぬ精力と体力とを持ち合わせていても、落としたばかりの女を相手にすれば気疲れもする。ましてやそれが三人纏めてとなれば、精神的な疲労は避けられない。
三人それぞれ違う魅力を持った美女とのセックスに満足したという事もあって、性的には満腹というような状態だ。そう考えて、ふとOlは何かを忘れているような気がした。
ご主人様、おまたせー!
忘れていたそれを思い出させるかのような音を立てて、リルが扉を開く。そう言えば、スピナとエレンを呼んでこいと言ったのだった。
とは言えこちらは慣れた相手である。同じ三人でもそう苦労はすまい。と考えて、Olは己の思い違いに気づいた。なぜならその後ろには、エレンの四人の部下たちやユニス、マリー、ミオまでもが立ち並んでいたからである。
その数、総勢十人。
三倍以上の人数に、魔王は思わず天を仰いだ。
閑話たまには部下を労いましょう-1
どうしてこうなったんだ
部屋に溢れた娘達を見渡し、Olは呟いた。
あはは、なんか皆に見つかっちゃって。まあ、たまにはいいんじゃない?