大丈夫よあなたにはあたしがいる吉田くんていう、新しい飼い主もいるわ
もう、あたしペットとして生きるしかないんですね
そうよこれからは、吉田くんにたっぷり可愛がって貰うのよ
犯された少女は心を決める
さあ、吉田くんにキスしなさいあなたから、キスするのよ
少女の瞳が、オレを捉える
キスをさせて下さい
みすずさんの唇が近づいて来る
大きな瞳が、オレを見ている
唇と唇が重なる
オレは、みすずさんの口に舌を入れた
みすずさんはオレを受け入れ、自分の舌と絡めてくれる
オレのペニスは力を失いながらも、まだ彼女の中にある
吉田くん、みすずさんと繋がっているところを見てごらんよ
横からカメラで写真を撮っていたマルゴさんが、オレにそんなことを言う
オレは、みすずさんとの結合部に眼を落とす
びっくりした
オレたちの性器はみすずさんの血で真っ赤だった
雪乃の時は、こんな出血は無かったのに
処女喪失での出血は、人によって差があるからねみすずさんは、ちょっとスゴイ方だと思うけれど
そう言って、マルゴさんはさらにシャッターを切る
すみませんみすずさん、痛かったでしょ
オレはつい、そんなマヌケなことを言ってしまった
渚さんが、クスクスと笑い出す
みすずあなたのご主人様は、本当に愉快な人ね
みすずさんは、静かに俯いている
やっぱりペニスを入れられたままだと、ツライのかな
今、抜きますから
オレは、男根をゆっくりと引き抜いた
痛っ
みすずさんが、また痛みに顔をしかめた
ペニスが抜けた瞬間、膣口から処女血と精液が一緒にどろりと零れ出す
赤と白の粘液は、混ざってピンク色になっていた
吉田くん、ちょっと離れてこれも記録しておきたいから
マルゴさんに言われて、オレはみすずさんから身体を離す
みすずさん恥ずかしいと思うけれど、こっちを向いて大切な処女喪失の記念写真だからねあ、足は閉じないでできるだけ開いておいて
カメラが、犯された美少女の裸体を記録していく
羞恥と絶望の表情
セックスを終えたばかりの、汗だくで火照った肌
陰部から垂れている赤い血と白い精液
その全てがみすずの処女喪失というタイトルで記録されていく
少し、離れた位置からたった今、犯した少女を見ている
オレの中に罪悪感が沸いてきた
それはもちろん、みすずさんに対するものがほとんどだったけれど
オレの脳裏に雪乃の顔が浮かんでくる
これはやっぱり、浮気なんだろうか
オレは、雪乃と付き合っているわけではない
オレが、一方的にレイプしているだけだ
雪乃は遠藤と付き合っているのだから
なのに
なぜか、雪乃に対して悪いという感情が沸いてくる
おかしい
こんな気持ちさっき、渚さんを抱いた時には感じなかったのに
みすずさんが相手だとどうして、こんな気持ちになるんだろう
うん写真は、こんなものかな
マルゴさんの撮影が済む
みすずこれを飲みなさい
渚さんが、白い錠剤とコップの水を持って来る
あたしはできるだけ早く吉田くんとみすずの赤ちゃんが見たいけれどでも、今はまだ、その時期では無いと思うから
渚さんは、優しくみすずさんに言った
緊急避妊薬よこれを飲めば、今日のところは妊娠はしないわ
あたしより先にあなたが妊娠しちゃったりしたら、立場が無いしねでも、約束してね高校を卒業したら、吉田くんの赤ちゃんを産むって
渚さんの眼は、温かく厳しい
判りました産みます
きっと可愛い赤ちゃんよ女の子がいいわっ
はいっ、必ずっ
みすずさんが、錠剤を飲む
水でゴクゴクと一気に流し込む
安心していいよ、あの薬は本物だから
マルゴさんが、そっとオレに囁いた
ほら、あたしが持っているのと同じ薬でしょ
マルゴさんが、ポケットから白い錠剤の入った小さなビニール袋を取り出して、オレに見せてくれた
女は、いつレイプされちゃうか判らないでしょだから、いつも必ずこの薬を持っているんだよ寧や克子さんも、常に持ち歩いているよ
マルゴさんは、十二歳でレイプされたんだっけ
玩具のメンバーは、みんないつでも最悪の事態を想定しているんだ
マルゴちゃん池田先生は、お元気かしら
渚さんが、マルゴさんに尋ねる
うんまだまだ現役で開業しているよ
これから、みすずを医院へ連れて行ってくれる
ああ、いいよ
マルゴさんは、明るく承諾した
渚さんは、みすずさんの肩に手を置いて、
池田先生は、女医さんなのもうお年だけど、腕は確かな先生よ昔、あたしも大変お世話になったわこれから行って、身体の具合を診ていただきなさい
身体をですか
処女喪失で、膣の中が傷ついている場合があるからこれからずっと、吉田くんに愛される身体なのよちゃんと、診察して貰いなさいそれから、池田先生にピルを貰っていらっしゃい
ピル
経口避妊薬よ副作用の少ない、良いお薬を下さるからあっ、保険証とかいらないからそういうのは、全てマルゴちゃんが何とかしてくれるわ
うん心配しなくて良いよッ
身体を大事になさいみすずの身体は、もうあなたのものではないのよご主人様のものなのずっとずっと、可愛がってもらうのよ
はいありがとうございますっ
みすずさんは、泣きながら渚さんに抱きついた
もう泣かないのあたしは、本当にあなたのことが大切なのあなたのことが大好きだから
渚さんは、優しくみすずさんの髪を撫でる
だから吉田くんにあげたいのうふふっ、娘を嫁に出すって、きっとこんな気分なんでしょうね
裸で抱き合う二人
黒い森では、避妊のためのシステムが、きっちりできているんだ
指定の医院まで決まっている
なのに何で弓槻先生は、雪乃や岩倉会長には、本物の避妊薬をあげないんだろう
吉田くんみすずのこと、よろしくねっあなたのペットとして、大切に可愛がってあげてね
そうだみすずさんは、渚さんからオレに貸し出される
レンタル・ペットとして
は、はい、幸せにしますっ
オレの答えに、渚さんとマルゴさんが大きく笑った
バカねあなたは飼い主なんだから、可愛がってあげればそれでいいのっご主人様を幸せにするのは、ペットの仕事よ
そう笑って、渚さんはみすずさんの顔を見る
みすず吉田くんを幸せにしなさいっ
みすずさんも、渚さんの顔を見上げて
はい精一杯がんばりますっ
うん、よろしいっママ、とっても嬉しいわっ
と突然、奥の部屋へのドアがガチャリと開いた
現れたのは小さな真緒ちゃん