彼女を抱いてもいいのか
嫌です、あたし吉田くんとは、もうしたくありませんっ
彼女は、真顔で即、そう言った
しっ、白坂さん
あら、どうして
先生が笑っているオレたちを嘲る様な顔をして
楽しんでいるこの悪魔は
だってあたし、嫌いなんです吉田くんみたいな人
白坂さんはうつむいてだけど、はっきりとそう言い切った
ふうん、あなたが、彼の何を知っているっていうの
そうだオレたち、まだ何もお互いのことを知らない
オレと白坂さんまだ、何も始まっていない
知りたくないです吉田くんのことなんて、何も
そこまでオレを拒絶するのかっ
あーら、そう
車が高校の敷地へ入る
野球部のグラウンドの脇を走る
えっ昨日は気付かなかったけれど、教職員用の駐車場へ行くには、この道は遠回りなんじゃ
先生わざと、この道を通っている
まあ、野球部の子たちは元気ねこんな朝早くから練習しているなんて
グラウンドでは野球部員が、ベース・ランニングをしているっ
遠藤の姿も見えるっ
ケンジ
白坂さんの眼が、遠藤を捉える
オレではない遠藤を
ふわっと、白坂さんの眼に涙が浮かぶ
ちくしょうっ
そんなに、遠藤がいいのかよっ
あーあ、白坂さんそこで恋人の名前を口にしなかったら許してあげようと思ったんだけどね
弓槻先生は、道の脇の木の影に車を停めた
草の茂みがあって、グラウンド側からではこちらはよく見えないだろう
車の中からは、野球部の練習風景がよく見えるのだけれど
な、何をするつもりなんですかっ
白坂さんが驚いて、先生に尋ねる
先生は運転席から振り向いてオレたちに、ニタッと微笑んだ
するんじゃなくて、あなたたちにヤって貰うの
まだ七時まで、十八分もあるのよ
まさか
そうよそのまさか白坂さん、吉田くんとここでカー・セックスしなさいカー・セックス、したことが無いでしょ
白坂さんの顔の血の気がサーと変わる
そんなの、できませんっ
そうだここで遠藤の練習する姿を見ながらセックスするなんて
夕べは、映像だったけれど今度は、すぐそこにやつがいる
車から遠藤まで、おおよそ三十メートルそんなに大して離れてはいない
白坂さんが大声で助けを呼べば、遠藤にはっきりと聞こえる距離だ
じゃあ、遠藤くんに助けを求めれば大きな声で叫んでみなさい、助けてってその代わり、遠藤くんと野球部のみんなには、あなたの恥ずかしい写真を見てもらうことになるけれど、構わないわよね
先生は、車のダッシュボードから、写真の入った透明ファイルを取り出す
それは、夕べの写真
裸でオレに犯されている、白坂さんの
卑怯者キチガイっ
眼に涙を溜めながら、白坂さんが先生を罵るッ
何とでも言いなさい
先生が、何かのボタンを押した
すると、オレと白坂さんのシートが勝手にリクライニングしていく
後部座席がフラットになる
そうかカー・セックスしやすいから、先生はこんな大きなミニバンに乗っているんだ
吉田くんはしたくない白坂さんとカー・セックス制服姿の白坂さんを抱いてみたくはない
今、この場で白坂さんをメチャメチャにしてやりたかった
辱めたかった
犯して、彼女の中に思い切り射精したいッ
好きにすればいいわっ、もおっ
絶望した白坂さんは、シートに横たわって脱力する
小粒の涙が、ぽろぽろと零れる
違うわよ、白坂さんあなたが、吉田くんにセックスして貰うのよ自分で準備をなさい
準備
自分でブラウスの前を開いて、ブラジャーをたくし上げて吉田くんにあなたの乳首を見せてあげなさい
白坂さんが、オレを見る
親の仇を見るような目で
早くなさい
白坂さんの白い指先が震えながら、制服のブラウスのボタンを外していく
さっき見たシルクの水色のブラジャー
震える指先がブラをたくし上げる
ぽろんとこぼれ落ちる美乳
ピンクの乳首が
あと、十五分よ吉田くん、好きなだけ貪りなさい
オレは、白坂さんに襲いかかった
彼女の胸に顔を埋めるッ
乳首を舐める舐める吸う
ほっぺたで、おっぱいの柔らかさを感じる
もう、ガマンできないッ
ベルトをカチャカチャやって外しズボンを下ろす
勃起は、最大限に荒ぶっている
パンツを下ろすと、男根がびゃっと飛び出すッ
白坂さんは、赤黒く怒張したオレのペニスを見て悲鳴を上げたッ
白坂さん、四つん這いになりなさい顔をグラウンドの方へ向けて野球部の練習を見ながら、犬の様に犯されなさい
そんな
早くっ
先生に急かされて白坂さんは、のろのろと犬のポーズを取る
オレは、白坂さんのスカートをまくり上げた
ブラと同じ、水色のシルクのパンティに包まれたお尻が出てくる
さあ、交わりなさいッ
シルクのパンティをずるりと引き下ろす
白坂さんのおしりの穴と、その下の淫らな唇
そこに勃起ペニスを押しつける
い、嫌ぁ
熱いペニスが触れた瞬間白坂さんの身体がビクッと跳ねるッ
そのまま、一気に突っ込むッ
朝のシャワールームの時のぬめりが残っていたのだろうオレの男根は、根元まで一気に埋まっていく
や、やめてぇい、痛いッ抜いてぇぇ、助けて、ケンジぃぃ
車窓の向こうグラウンドの遠藤に、白坂さんは助けを求めるッ
オレと完全に繋がっているくせにまだ、遠藤の名を
うおおおおおっ
オレは、メチャメチャに白坂さんの中を突いたッ
白坂さんの中は温かい湿っている絡みついてくるッッ
白坂さんの襞の感触
気持ちいい
白坂さんの潤った小さな肉壺が、オレのペニスをきゅうきゅう締め付けてくるッ
オレの激しい動きに、車のサスペンションがグワッシッ、グワッシ揺れる
外から見れば、カー・セックスをしていることは誰にでも判るだろう
あなたたち、サカった野良犬みたいねケダモノみたいなセックスをしてる
先生が笑いながら、オレたちの交合を眺めている
いやぁぁやめてぇこんなのあたしじゃないあたしじゃないッ
白坂さんは懸命に、犯されているという現実を否定しようとする
いやぁぁあたしじゃないぃぃこんなのぉぉぉちがうぅぅ助けて、ケンジ、助けてぇぇ
遠くに見える、野球部の白い練習着を着た遠藤
コーチからのアドバイスを、真剣な顔で聞いている
自分の恋人が、こんな間近で犯されているとも知らずに
ケンジぃぃ
まだ、遠藤の名を呼ぶのかよっ
オレは腰使いをさらに激しくするッ
ううッ
突き入れる度に、下腹に触れる雪乃の尻の感触が素晴らしいッ