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絶対にみすずを裏切る様なことはしない誓うよ

オレは、ミッチィにそう誓約した

では、吉田一つだけ、教えて下さい

ミッチィが、真剣な顔でオレに尋ねる

電撃警棒で、雪乃を示して

この女を吉田はどう思っているんてす

この女は、わたくしたちの敵のはずですそう、わたくしは聞きました

あ、ああ雪乃は、白坂創介の娘でオレたちにずっと反抗的な態度を取っているし敵であることに間違いは無いと思うよ

少なくとも味方では無い

ではなぜ吉田は、この女も他の人と同じ様に優しく扱っているのですか

雪乃に優しい

バカなことを言わないでよこいつは、あたしをレイプしたのよ何十回もこいつがあたしに優しいわけがないじゃないっ

雪乃が、喚く

そうだ雪乃の言う通りだ

本当に敵対勢力の女に対するレイプは、こんなものでは済みません

ミッチィは言った

わたくしはお父様より、何度も陵辱映像を観せられましたそれは、もし敵に囚われたならば、どんな辱めを受けるかということをわたくしに学ばせるためで人間は敵対者にはどこまで残忍になれるかを理解させるためのものでした今思い出しても、吐き気がしますわたくしが、男性というものに激しい嫌悪感を持っているのは、あの様な映像を散々観たからです

工藤父

また偏った教育をしているなあ

そんなのを女子中学生に観せたりして

それでミッチィは、レズッ子になってしまったんだ

あなたは見たところ肌に青アザも出来ていませんし歯だって、一本も折られていないじゃないですか

ミッチィは、雪乃に言った

あたしはこいつに、三十回以上犯されたのよ

雪乃は、尚もミッチィに嚙み付く

しかし女性器が裂けるほどの暴行はされてはいないではありませんか

どんな陵辱映像を観せられてきたんだよ

むしろ吉田が、手荒なことをしないことをあなたはよく理解している性交相手としての吉田に信頼すら感じているではありませんか

雪乃がオレを信頼している

そんなわけないじゃないあたしが、こいつを信頼しているだなんて

ミッチィは、さらに言葉を続ける

先程のあなたと吉田の情交はわたくしもカメラの映像で観ていましたあなたは確実に吉田とのセックスを楽しんでいたように見えましたが

楽しむわけないじゃないこんなやつに抱かれて本当は嫌なのよ嫌で嫌でたまらないんだからっ

雪乃はそう否定するが

嘘ですあなたは嘘を言っています

ミッチィはそう看破する

そして吉田あなたはなぜ、みすず様や他の女性とセックスする時の様に、この女に気を遣って奉仕しているのです

オレが雪乃に奉仕

どうしてこの女が快感を感じるように、一生懸命になるのです陵辱ならば吉田が一方的に快感を得ればそれで良いのでしょういやこの女には、肉体的にも精神的にも苦痛を与えなければ、陵辱にはなりません

それはその通りなんだけど

むしろ吉田とのセックスが、肉体的にも精神的にも、この女を救済しているようにすらわたくしの眼には見えましたが

吉田とこの女はどういう関係なのです吉田にとって、この女はどういう存在なのですかっ

ミッチィが、激しくオレに詰問する

オレの中から答えが出て来ない

オレたち何なんだ

最初は陵辱者と被害者の関係だった

でも今は

ミッチィの言う通り雪乃は、オレとのセックスを伸び伸びと楽しんでいるように見える

そして、オレは確かに、他の女と同じ様な態度で雪乃ともセックスしている

何なんだこれ

オレにとっての雪乃は

雪乃にとってのオレは

いやでも、ミッチィ

オレは口を開いた

だけど雪乃とは、もうセックスしないから

雪乃がギョッとして、オレを見上げる

だってさっき、雪乃はこれで最後って言ったから

だからもう、雪乃とのセックスは無い

雪乃が、ぷいっと顔を背ける

そんなはずがありません

ミッチィがオレに言う

この女が吉田との情交から脱することができるとは、とても思えません

もしまたこの女が情交を求めて来たら吉田は、どうするのですか

雪乃がまた、オレとのセックスを求めて来たら

その時オレは

はい、それまでぇぇ

スピーカーから、克子姉の声がした

工藤さん問題提起ありがとうございますねっ

克子姉の声は、楽しそうだった

ああオレとミッチィを、雪乃の所へ行かせたのは

ミナホ姉さんの計画通りなんだな

みすずのことで焦れているミッチィにオレを突っつかせるために

今、そこまでにしておきましょうみんな、少し頭を冷やして考える時間が必要よ

それぞれの人の意見を、ようく吟味して考えてみなさいそれから自分が言ったことの中身も、もう一度考えるの三人ともね

オレと雪乃だけでなく

克子姉は、ミッチィにも今の会話の内容を、もう一度よく考えろと言う

人はついつい自分の本心を、違う言葉で誤魔化してしまうものよ自分に騙されないで本当の自分と向き合ってみなさい

克子姉の声は優しかった

とにかく雪乃さんは、お食事をして二人は戻って来てそろそろ、次のステップに移行するから

ここから

何が、起きるんだ

ぐったりしている雪乃にとにかく、飯だけは食えよと言って、監禁室を出る

ミッチィも、何かを考え込んでいるようだった

オレも色々と思いを巡らせる

監視室に戻るとマルゴさんもミナホ姉さんも戻って来ていた

克子姉、寧さん、マナ、マルゴさん、ミナホ姉さん、ミッチィ、オレ

部活中のメグを除いたフルメンバーが、揃っていた

さっきのあなたの言葉録音して、みすずさんに送っておいたから

いきなり克子姉が、そんなことを言う

え何のことです

ほらみすずをオレに下さいって、香月様に言いに行くんでしょ、あなた

うわそのことか

後で自分の口からも、はっきりみすずさんに言ってあげなさいプロポーズの言葉なんですからね

ミナホ姉さんもニッと笑っている

でもいいんですかお兄ちゃんが、香月様にそんなことを言ってそれで弓槻さんたちが香月様と険悪なことになったりしたら

マナが心配そうに、ミナホ姉さんに言う

その時は、その時よあたしは吉田くんとみすずさんの味方よ

そう言ってくれてとても嬉しい

ま、結局、なるようにしかならないもんねっ

と寧さん

ああ、みすずさんのことは、あたしも気に入っているし

皆様は、全然お判りになっていらっしゃらないっ

ミッチィが、プンプンと怒り出す

香月様は、そんな甘いお方ではありませんっみすず様にご奉仕する愛人の一人ということならともかくみすず様を下さいだなんてっ