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開かれたドアの向こう廊下に集まった、男性教師と男子生徒たちの視線に気付いて、雪乃が悲鳴を上げる

男性は入らないで下さいっ山峰さんバスタオルを

ミナホ姉さんとメグだけが緊急放送室の中に入る

メグに渡されたバスタオルで雪乃は身体を隠そうとするがバスタオルが小さすぎる

胸からお尻までの幅しかない

彼女が身を守るために、花瓶を彼の頭に叩き付けたんでしょうそれで、彼は失神したのね

ミナホ姉さんが、名探偵のように状況をみんなに解説する

上手い具合に台車の上に倒れているわね吉田くん、このまま台車ごと遠藤くんを運んでちょうだい

遠藤は下半身剥き出しの仰向けの状態だ

そのペニスは、精液を纏わり付かせて勃起したままだし

ゆ、弓槻先生このままというのは

男性教師が、そう言うが

頭を強く打っていますこのまま静かに、この台車で運んだ方が良いと思いますけれど

ミナホ姉さんの強い眼に、男性教師はおののく

ま、まあ、弓槻先生がそうおっしゃるのなら

白坂さんも来なさい彼女は、あたしの車で病院に連れて行きます

ミナホ姉さんが、強くそう主張する

え警察とかは救急車を呼んだ方がいいのでは

そう言う、中年の教師にミナホ姉さんは

こんなことが世間に知れたら、この子の将来はどうなると思っているんですこの子は、白坂創介氏の娘ですよッ

その声に廻りの生徒たちが、反応する

やっぱり、そうだったんだ

レイプされてたの白坂創介の娘だってよ

あんあん、よがりまくってたじゃないか

変態の娘は、淫乱だってことだろ

親父にすっかり開発されてたんじゃねぇの

おい、みんなに知らせてやれよ

すっかり、祭りの状態だ

そ、そうですな弓槻先生こんな事件がマスコミに知れると、学校の名誉にも関わりますし

お判りでしたら、道を開けて下さい

オレは遠藤を乗せた台車を押して、廊下に出る

うわっ気絶してんのか

白坂の娘が、花瓶を頭に叩き付けたらしい

ああ、それでか

おいこいつチンコ丸出しだぜ

うわっ精子まみれじゃん、汚ねぇ

その間にミナホ姉さんは、部屋の奥の雪乃の元へ

さあ雪乃さん、行くわよ

雪乃はすっかり、怯えていた

じゃあ、この部屋に残るドアはあけたままにしておくから、男の先生や生徒たちがどんどん入ってくるけれど

わ判りました連れてって下さい

おお、出て来たぜ

うわっ、顔に付いてるの精液だろ

足の太ももを見ろよぐちょぐちょじゃないか

精液と愛液か

すっげぇ、よがりまくってたからなあ

男たちの好奇の視線に晒されて雪乃が廊下の外に

やっぱり、小さすぎるバスタオルは、雪乃の半裸の身体をギリギリにしか隠せていない

顔から胸元に飛び散っている精液も太ももに垂れている精液も

全て、丸見えだ

あの精液があそこに入っているわけだよな

男子生徒の視線が剥き出しの遠藤の勃起ペニスから、雪乃の股間に向かう

レイプ犯と、レイプされた少女が並んで陳列されている

実際は雪乃の肉体に付着している精液はオレの物だ

雪乃の胎内を汚しているのも

しかし野次馬たちは、そんな真実は知らない

さあ行きましょう遠藤くんの頭に衝撃を与えないように、ゆっくり進んでちょうだい

そして雪乃の恥ずかしいパレードが始まる

ゆっくりと遠藤の台を押して、廊下を進む

その横を背中をミナホ姉さんに抱かれた、雪乃が進む

メグも雪乃のすぐ脇にいる

野次馬たちの眼から見れば、ミナホ姉さんが雪乃を保護しているのだろうが

現実は雪乃は、ミナホ姉さんに脅されている

いやいやらしい眼でジロジロ眺める野次馬たちに取り囲まれている現状では、雪乃はミナホ姉さんやメグに頼らざるをえない

ミナホ姉さんは、わざと遠回りして校舎の中を抜けていく

教室に近付くとたくさんの生徒が、中から雪乃を見ていた

男子生徒たちは、下卑た興味本位の眼で

女子生徒たちは、侮蔑の視線で

雪乃と遠藤を見ていた

全校生徒がレイプされる雪乃を観ていた

犯されているのに、途中から悦びまくった淫乱な姿を観られてしまった

その本人が校舎の中をパレードしていく

どうしたの、雪乃さんもっと胸を張りなさいあなたは今や、学校一の有名人なんですからね

ミナホ姉さんが雪乃の耳に、そう囁く

怯えた顔で震えながら歩いて行く

しかしオレは気付いていた

雪乃の太ももに新しい滴りが垂れていく

雪乃は興奮している

恥ずかしいパレードの最中にも愛液が溢れ出している

荷物運び用のエレベーターで一階へ

オレと台車の遠藤雪乃とミナホ姉さんとメグだけが、エレベーターに乗る

おい、下へ急げ

1階だ1階

野次馬たちは、急いで階段を駆け下りていく

ドアが閉まった瞬間

ミナホ姉さんが、雪乃に言った

どう変態で淫乱の雪乃さんとしては、みんなに注目されてとっても気持ちがいいんじゃない

こんなの嘘よこんなこと

残念ねこれは現実なのあなたはもう、変態の淫乱娘として生きていくしかないのよ雪乃さん

雪乃が、ギョッとしてミナホ姉さんを見る

雪乃さんあたしが指示をしたら、みなさんの前でオシッコなさい

そんなできません

別にあたしはこのまま、あなたを見捨ててもいいのよ眼を血走らせた男生徒たちが、あなたのことを輪姦してくれるんじゃないかしら

あたしが、あなたの背中をトントンて2回叩いたらあなたは、その場で放尿するいいわね

雪乃が返答する前に

エレベーターが1階に着きドアが開く

ドアの外はまたしても、野次馬でいっぱいだった

ミナホ姉さんが、廊下の先に居る一人の女性教師に気付く

泉山先生こっちに来て下さい

確か今年、音大を出たばかりの新任の先生だ

ロングヘアに、白いワンピース姿の女教師がこっちに来る

はい、弓槻先生きゃっ

泉山先生は、遠藤の勃起ペニスを見て、驚きの声を上げる

泉山先生、申し訳ないんですがこの男子生徒を医務室まで運んで下さい

ミナホ姉さんが、そう告げた

で、でも、この子オチンチン丸出しじゃないですか

泉山先生は、顔を真っ赤にしてそう言った

音大へ行っているぐらいだからこの人も、相当なお嬢さんな筈だよな

頭を強く打っているみたいなんで、下手に動かせないんですこのまま、運んで下さいあたしは、こっちの女の子を病院に連れて行かないといけませんから

わざと、お嬢様の先生に遠藤を押しつけるミナホ姉さん

セクハラな上に、パワー・ハラスメントだ

廻りの野次馬たちは、ニヤニヤと笑って楽しんでいる

ででも