Выбрать главу

童貞が処女の子をレイプしてるわけでしょっ

しかも、最初から躊躇なく中で出したな

普通は、どんな男の子でもビビるわよねっ

背筋にツツーと冷たいものが走った

あの、お姉様方

もしかして見ていたんですかっ

二人の年上の金髪美女は、うんっと大きく頷く

当然っ

別室のモニターでずっと観ていたよ

もしかしたら、あたしの処女膜をブチ破ってくれるかもしれないおチンポですものっそりゃあ、カブリついて観るわよっ

は、恥ずかしい

何だ、この羞恥プレイは

とにかく、吉田ちゃんはスゴイんだよっ普通の男の子はさ、まずレイプしろって言われてもレイプできないっ中出ししろって言われても妊娠が怖くて中で出せないってのあげくに処女の子に一晩で十回も中出しでしょ

だから十三回です

そんなメチャクチャな鬼畜野郎、世界中探してもなかなかいないってのっ

うん、オレもそう思う

凄い逸材だと思った反面あたしと寧は心配にもなった君はちょっとやり過ぎだった依存症じゃないかってくらい、一晩でセックスしまくったからねもし、君がただのタガの外れた変態セックス狂だったら抑制が効かないからね前の音楽教師の暴走事件があったし、あたしたちは慎重にならざる得なかった

何をしでかすか、全く理解不能だもんねっ

あたしたちは、すぐにその心配を先生に伝えただから先生はまず、君に寧を紹介した

オレが最初に奈島センパイに会ったのは、昨日の午後だった

寧が判断してもし、君が危険者だったら、あたしがすぐに処分するつもりだった本気でね

でも、そうじゃなかったあたしが会った吉田ちゃんはメンタル的には普通の子だったし、どこにもおかしな所は見られなかったから

次に克子さんが君たちのセックスに参加しながら、監視することになったやっぱり、君のセックスは度を超えていたけれど暴走はしなかった克子さんの指導には素直に従うし逆らわない克子さんが誘っても、無理に克子さんにセックスを強要することも無かった

それで気付いたのよっ吉田ちゃんは、白坂雪乃っていう女の子に対して、とんでもなく激しい欲情を抱いているけれど、きちんと性欲がコントロールできる子だって

克子さんも褒めていたよね

うん吉田ちゃん、今朝、克子さんに精子飲んでもらったでしょ

彼女が精飲するなんて珍しいよね

っていうか、自分からしたのは初めてだと思うよっいつもは、先生に命令されて嫌々やってたんだからっ

相当、君のことを気に入ったみたいだね

であたしとマルちゃんは、吉田ちゃんを本格的に試してみたくなったわけ

それが、昨日の夜と

今朝のことねさっきの教室での一件と、今のペンダントの件

はあずっと、審査中だったんだオレ

全然、気付かなかった

そしてあたしたちは結論に達した

吉田ちゃん君は壊れているっ

あたしや寧や、克子さんと同じように

何が普通の人と違うのか何が欠けているのかあたしたちにはよく判るっ

自分自身がずっと感じてきたことだからね

センパイのコンタクトをはめた青い眼が優しく、オレに言った

吉田ちゃんあなた、家族に捨てられた子供でしょう

あたしたちと同じで

今日もギリです申し訳ないです

次話は、吉田くんの過去と三人が本当の意味で仲間になるストーリーがあって、

その次に、吉田、遠藤、雪乃が校長先生に呼び出されるという展開になります

※12/30深夜、推敲やり直しました

33.縁と絆

家族に捨てられた子供はさっガマン強くなっちゃうんだよねっ心に必要以上の耐久力がついちゃうのっ

奈島センパイが、悲しそうに言った

だが普通の子供ならガマンできない様な状況に耐えられるようになるなんていうのは、やっぱり異常なことなんだよ

人間はさっ、寂しいなら寂しい、ツラい時にはツラい、嫌なことには嫌っ、お腹が空いたのならお腹が空いたって、ちゃんと素直に表現できる相手がいないとさ独りでガマンするのが当たり前になっちゃうとさ、やっぱり心のどっかが麻痺しちゃうんだよっおかしくなっていくのっ

そして、壊れてしまう

君みたいにねっ

あたしたちみたいに

マルゴさんと奈島センパイの眼は、寂しそうだった

オレ

そっか、壊れているんだ

自分では、そんなに自覚していないみたいだね

マルゴさんが、苦笑する

は、はいすみません

君には、主に三つの症状が出ている一つ目は、さっきから言っているように、どんなことも拒絶しないで従ってしまうということ

もちろん、吉田ちゃんが自分にとって好ましいと思った人に指示された場合だけどねっ

自分の肉体や環境、将来に対して害を及ぼす可能性のあるようなことでも、君は平然と受け入れてしまう自分が損をするかもしれないっていう可能性に、少しも躊躇しない

それはねつまり、君は何も持っていないってことなんだよっ

オレ何も持ってない

普通の人はさっ、現在の自分自身自分という人間を構成しているものがとっても大切なんだよっだから、何よりも先に、それを守ろうとするんだよっ

自分の夢とか、将来に対する希望とか、愛する家族とか、仲間とか

でもさっ、吉田ちゃんはそういうものを一つも持っていないんだよねっ

だから、危険な状況に平気で身体を投げ出せる現在の環境や、自分の未来への希望を失ってしまうことに、恐れが無い

吉田ちゃんもうこの先、自分はどうなっても構わない自分が死んでも、誰も困らないしとか、普通に考えてるでしょっ

虚無的というか君はすでに絶望の極地にいるみたいだね

確かにそんな様な感じで生きている

この先、オレの人生に幸福なことなんてあるわけないし

雪乃とセックスできた今が、多分、オレの人生のピークだ

そしてこんなことがずっと続くはずはない

今が特別でこんなことは続くわけがないんだ

オレが、ずっとラッキーでハッピーでいられるはずがないもの

いずれは警察に捕まるか遠藤に殺されるかもしれない

あるいは、雪乃に

オレの残りの人生は間違いなく悲惨なものになる

絶望のどん底で、のたうち回ってオレは死ぬだろう

でも、それでいい

それと引き替えにオレは雪乃を抱けたんだから

オレには何の後悔も無い

まあ、この症状は、あたしも同じなんだけどねっ

あたしもだ

マルゴさんまで

あたしさっ弓槻先生に命令されたら、東京の一番たくさん人が歩いている繁華街のど真ん中で全裸になっておしっこしたりできるよっそれを世界中継されたって構わないっだって、あたし、自分の未来なんてどうでもいいもの

あたしもそうだ先生の命令なら、誰だって傷つける殺すこともためらわない例え、相手がアメリカの大統領でもねあたしも、自分の命が惜しくないから