了解克子さん
ミナホ姉さんが不在の今この屋敷の指導者は、克子姉だ
行動を開始するよ
マルゴさんとの通話回線が、切れる
しっかし、あの人ずいぶん慌てて逃げてきたみたいだねっ
モニターに映っている、正門前の雪乃を見てマナが言う
ちなみに、雪乃の罵詈雑言が騒がしいから音声の方は、寧がミュートした
どうせ、意味のあることは何も言ってないんだし
あいつの感情の垂れ流しに付き合うと、気が滅入る
あの、全然サイズの合っていないウインドブレイカーは、市川さんのだよ前に見たことがあるからああ、足に履いているの、市川さんの家のおトイレのスリッパだ
マナが、一つ一つ確認していく
雪乃は母方の祖父の市川さんの家に引き取られた
そこのトイレから逃げ出して来たのか
えっと明日は、雪乃も必要なんだよね
明日っていうかもう今日だけれど
夜までには白坂創介に最終的な復讐を行う
その場で白坂創介の眼の前で娘たちをオレは犯す
雪乃は、白坂創介が最も愛している娘だ
そうよ市川さんが、雪乃さんを精神病院に押し込もうとしているという情報があったから移送の途中で、奪取する予定だったのよ恭子さんに動いて貰って
そういう計画だったんだ
市川さんの通話は、お嬢様が全て盗聴しているから病院への搬送は、明日の朝のはずだったし
しかし、雪乃は
自分の危機に気付いて夜のうちに祖父の家を脱出して来たのか
ホント、あの子行動力だけは、凄まじいのよねえあれでバカさえ直ればねえ
渚が、残念そうに言った
見た目だって悪く無いし学校の成績だって良いんじゃないの
見た目は良く無いですし学校の成績は、そこそこですあの人、真面目に勉強する気が無いから
渚の言葉に、マナが答える
自分の見た目を良くすること以外に、向上心が無いんですよだから、バカが直らないんですっ
マナはいつも、実の姉には手厳しい
さて雪乃さんは、マルゴ様が回収してきてくれるけれど誰が、相手する
克子姉が、オレたちを見る
もちろんオレが行くよ
雪乃とコンタクトするならオレが居ないとマズイだろう
あっ、もちろんマナも行くよ
マナも手を上げる
悪いけれどメグとマナは、来ないでくれ
えー、どうして、お兄ちゃん
二人とも、不満の表情を見せる
メグもマナも雪乃に対しては、気持ちがはいりすぎているからそれにメグとマナだと、雪乃にプレッシャーが掛けられない
実の妹であるマナと永年に渡って虐げてきたメグでは
雪乃が、こちらを舐める
今はあいつをビビらせて、大人しくさせないと今夜も、ぐっすり寝られなくなるよ
また夜中に台所を荒らされたりしたら、たまらない
雪乃の件は、さっさと終わらせて今夜はもう平和に眠りたい
明日も忙しいんだから
ええっと雪乃が苦手な人って言ったら
克子姉と、寧姉さんか
克子姉には処女喪失レイプ以来、さんざんな目に遭わされている
寧にもハイテンションで、何度も叩き潰されているし
お二人だけでは、足りないと思いますわ
あたしと瑠璃子も参ります雪乃さんの特権階級意識は、それで挫けるはずです
ああ白坂一族の娘であるという優越感は
日本一の名家、香月家の二人の後継者の優雅さには、敵わないだろう
わたくしも参りましょうか
美智が控え目に尋ねる
いや、美智はここでイーディを見ていてくれ何かの拍子で眼を覚ましたら、取り抑えられるのは、お前だけだ
美智のエクスタシーに同調して気絶したままだ
ハッと目覚めたら、パニックを起こすかもしれない
こちらには、藤宮様もいらっしゃいますが
美智は食い下がる
オレとみすずの側に居たくて仕方無いんだろうけれど
夜の間はレイちゃんだ美智よりも年下の女の子だと思ってくれ
オレは、麗華の裸の背中を擦ってやる
今は麗華の心を、警護人に戻したくはない
美智レイちゃんも、お前が守ってあげてくれ
オレに一礼する
レイちゃん夜のレイちゃんは守る人でなく、守られる女の子でいてくれ
レイちゃんには、そういう時間が必要なんだから
麗華が、オレに答えた
こっちの部屋のことは、渚に任せる真緒ちゃんとアニエスが眠っているしよろしく頼むよ
最後にもう一度、メグとマナを見る
雪乃の処理が済んだら、すぐに帰って来るから寝る前に、もういっぱいお茶を飲みたいな頼むよ2人とも
オレの言葉に2人の表情が、和らぐ
判ったわ準備しておくから、ヨシくん
うん待ってるからね、お兄ちゃん
オレとみすず、瑠璃子寧と克子姉で、アニエスの地下室を出る
とりあえず、全員バスローブだけを纏っている
普通の服は、シャワーを浴びた時に、脱いできちゃったんだよなあ
一応、スティックタイプのスタンガンを持っていきましょうあの子、激高すると何をしでかすか判らないから
1階へ上がると廊下で、克子姉がそう言った
あ、克子お姉様あたし、自分の荷物を取りに行きたいんですけれど
荷物って
首輪ですわ
あの人にはきちんと旦那様のペットとしての正装で、お目に掛からないといけませんから
みすずの赤い首輪か
首輪うん、いいかもっ克姉、あたしたちも欲しくない
そうねみすずさんの荷物は、第1応接室よ
あたしが連れてってあげるよっ
その間にあたしは、スタンガンとあたしたちの分の首輪を持って来るわあなたたち、ここで待っていて
みすずは寧と克子姉は一人で小走りで駆けていく
薄暗い廊下に、オレと瑠璃子が残される
瑠璃子怖くないか
オレは、瑠璃子に声を掛ける
いいえ心臓がドキドキしていますけれど、とっても楽しいですわ
瑠璃子が微笑む
お兄様と一緒ですから
スッと、オレに抱きついて来る
二人っきりですよ、お兄様
オレは、そっと瑠璃子にキスをする
ここにも欲しいです
瑠璃子は、自分のバスローブの胸元を解きおっぱいをさらけ出す
瑠璃子のおっぱいもペロペロして下さいませ
オレは、瑠璃子の乳首を舐めてやった
瑠璃子もその性は淫蕩
オレのためだけのセックス奴隷だ
はいはーい、そこまでーっ
まったく瑠璃子も大人しそうな顔をして、隙を狙ってくるんだからっ
瑠璃子を睨む寧
みすずは、オレと瑠璃子の痴態を無視してオレに赤い首輪を差し出す
オレは、みすずの首にそれを填める
みすずは、うっとりとした表情だ
こいつは心の底から、オレのペットであることに幸せを感じている
はーい、持って来たわよっ
克子姉も、ドタドタとやって来る