アニエスは、オレに答えた
アニエス、お姉ちゃんですもの
うん頼むぞ、アニエス
オレはアニエスの唇にキスをする
何か恐るべき魔窟だったわ
可奈センパイたちが戻って来る
まさかあんなにたくさんお宝があるとは
克子姉の衣装部屋は衝撃的だったらしい
しかしそれにしては
あらそれだけしか、持って来なかったの
克子姉は、笑ってお茶を出す
可奈センパイが部屋から選んできたのは化粧品ポーチと財布と、小さめのバッグ一つだけだった
後、口紅が2本これは、寧があげると言っていたものだろう
だって色々と目移りしちゃって
欲しい物は全部あげるわよ
でも、ほら転売とかしないで、自分が本当に使うとしたらとりあえず、こんな感じかなって
可奈センパイはそう言う
この辺のブランドならうちのお母さん、知らないと思うし友達のお姉さんに貰ったって言えば、誤魔化せると思うのよさっすがに、グッチとかシャネルとかはバレちゃうだろうから
オレはブランドは、よく判らない
あら、電話してあげるわよあたしが、使わなくなった物を差し上げましたってそれなら、グッチでも何でも持って帰れるでしょ
それはまた今度、今度お願いするわ
今度
だって、あたし今、テニス部の練習をサボッて、ここに居るんだから奈島さんの家に遊びに行って、奈島さんのお姉さんから貰ったって、みんなには言うつもりだけどあんまり、たくさん持ってたら、みんなに睨まれるわよあたしたちにも、分けろとか言われちゃうし
まあ、取りあえずあたしも付いていくよテニス部まで
そんで可奈ちゃんだけ、ズルイあたしたちも欲しいって言われたら、うちのお姉ちゃんが、可奈ちゃんのことを気に入ったからくれたんだよって、みんなに言えばいいのね
そうそう頼むわよ寧さん
いつの間にか寧さんになっている
可奈ちゃんあたしは寧ちゃんの方がいいなあっ
でも、よくよく考えたら寧さんの方が、あたしより一つ年上なんだしさ
えー、でも、今はクラスメイトじゃんか
ていうかあたしより、胸がでっかいじゃない
あ、克子さん克子さんのお洋服も、いただこうかと思ったのですが全部、あたしにはその
あたしには、ぴったりだったんだけどねぇ
克子姉、渚、寧は我が家の巨乳、豊乳トリオだ
一方、可奈センパイは普通サイズ美乳ではあるけれど
胸の大きさを気にしないでも良い服もあったでしょ
それはあのこいつが、いや、この子が
可奈お姉様は、色の取り合わせが変です
わたくしが、正しい色使いでのコーディネート例を示しましたら、ヘソを曲げてしまわれて
だってこの子の選んだ方が、お洒落だったんだもん
可奈センパイはムスッと言う
しかもあたしじゃ、絶対にああいうコーディネイトは思い付かない
美智は、あたしの護衛としていつも、セレブのパーティなどにも参加していますから、眼は肥えているんですよ
みすずがそう言うが
でも二つも年下の子にこの子ったら
この子ではありません美智です
可奈お姉様と同じご主人様のセックス奴隷です奴隷としては、わたくしの方がセンパイですよ
ううっご、ごめん
美智に睨まれて可奈センパイは謝る
ちゃんと呼び方を決めておこう可奈センパイ
まずオレは
ノブ
じゃ、あたしは
じゃあ美智ちゃんて呼ぶわ
克子お姉さんは克子お姉さんですよ
あなたはアニエスちゃん可愛い
そして、可奈センパイはオレを見て
ノブ、こんな可愛くて小さな子とセックスしているけれどまさか、真緒ちゃんには手を出していないでしょうね
そんなわけないだろあ、そうだ真緒ちゃんの前だけは、セックスの話題は禁止だからさすがに教育に悪い
ふん自分の娘には手は出さないか
可奈センパイは真緒ちゃんをオレの本当の娘だと思っている
でも、ノブ実の妹には手を出しているじゃないの
あ、マナのことも勘違いしているんだっけ
ああ、マナちゃんはヨッちゃんと、血は繋がっていないから
寧が、フォローしてくれる
え、義理の妹なの
そうそうだから、余計に燃えるのよ
なあるほどね
納得しちゃうんだ可奈センパイ
いやいや話を戻すよまだ、みすずたちが残っている
オレがそう言うと、可奈センパイは
んとねあー、二人ともやっぱりみすず様と瑠璃子様だなあ
様あたしたちが
わたくしの方が年下ですし様はやめて下さい可奈お姉様
みすずと瑠璃子は困った顔をする
でもやっぱり、あたしからすると超お嬢様なんだよねぇ、お二人とも
まあ、しばらくはいいんじゃないの慣れるまではさっ
あたしたちだって、慣れるまではさ何回もお互いの呼び名を変えてきたんだし
美智なんてオレのことを吉田と呼び捨てにしている時期もあったし
オレも、工藤さんとか工藤ちゃんとか呼んでたし
じゃあ、このお茶を飲み終わったら可奈さんを学校へ送るわ
車の運転は克子姉
いえ、あたしはお夕飯の支度があるからレイちゃんに頼んで
あのあたしと瑠璃子も、旦那様の学校を見学したいですわ
みすずが可奈センパイに対して、演技をする
えっ、それってこっそり
早速、可奈センパイが食い付く
いいんじゃないもう、ほとんど校内に人が残ってないだろうしさ
寧が、フォローする
じゃあ、あたしが案内してあげようか
もう、可奈ちゃんはまず、テニス部に顔を出して片付けぐらいは参加した方がいいんじゃないのっ
あはは、寧さんの言うとおりぃっ
笑う可奈センパイ
まあ、オレも行くから案内は任せて美智も来るんだろ
わたくしは護衛ですので
美智は、無表情でそう答えた
じゃあ、オレレイちゃん呼んでくるよ
アニエス行くよ
アニエスは、席を立ち
パパおんぶして欲しいですの
いいよ、ほら
オレの背中にしがみつくアニエス
本当にスキンシップに飢えている野生児だなあ
ほら、可奈センパイに挨拶しろさようなら、また今度ねってさ
アニエスが、家族以外の人間と仲良くなってこんな風に挨拶するのは、これが初めてかもしれない
では、またですのさようならです可奈ちゃん
オレの背中で、アニエスがにこやかに別れの挨拶をする
ううう、可愛いーっまたね、アニエスちゃん
そういう可奈センパイもとても可愛い
今度も一緒に、パパとセックスしますですの
12歳のハーフ美少女にそんなことを言われたら誰だって、びっくりする
でも、今のアニエスにとっては
一緒にセックスしようは、相手を認めたからこその言葉だ
あ、そうか、そうねしようしようアニエスちゃん