ルナをセックス奴隷にするまでは、いつも通りのことじゃないかオレはマナだって、瑠璃子だって、同じ様にオレの奴隷にしてきた
美智がそう抗議する
いや、お前の場合は自分から奴隷になりたがるMっ子だったわけで
元々、そういう嗜好を持っていたわけではないマナや瑠璃子とは違う
済まないお前もオレの大切なセックス奴隷だ美智
一応謝っておく
今後は、ご主人様に忘れられないよう一層、努力致します命懸けでご奉仕いたしますぬふふふふ
何だ、最後の笑いは
話を戻すけれどここからは、オレにとっても初めてのケースなんだ
自分の女にするという覚悟の無いまま女を抱くということが
雪乃ですらオレは、他の男には絶対に抱かせないつもりで、犯してたのだから
月子と夜見子はあくまでも娼婦候補で、オレはこの子らの適性を見るだけのためにセックスする
オレに娼婦の適性なんて判るのか
一度セックスしてしまった女に情を移してしまったりはしないのか
もし、そうなったら
オレは月子と夜見子を娼婦にしないように、ジッちゃんやミナホ姉さんに頼み込むんだろうか
オレの願いなんか聞き届けられるのか
正直な話ジッちゃんとミナホ姉さんが、どこいら辺を落としどころだと考えているのかも判らないしジッちゃんの目的と、ミナホ姉さんの目的が同じかどうかも判らないんだ
ジッちゃんは本気で、月子たちを娼婦にしたいと考えているんだろうか
ヤクザたちから巫女の力を解放させたいだけなんじゃないだろうか
鷹倉家の巫女の能力を自分の管理下に置きたい
それなら娼婦の件は無しでも構わないはずだ
どうしても、巫女の娘たちが娼婦にならないといけない理由が他にあるのかもしれないし
判んないことばかりだよだからやってみるしか無いんだ
セックス結局、オレは、いつだってセックスで全身とチンコで、色んなことを理解して来たんだから今回もとにかく、セックスしてみないと判らないよ
うな垂れるメグに、イーディが尋ねる
メグミはいい加減、自分のポジションを見付けた方が良いネ
ポジション
このチームのヘッド・コーチは、ミナホなのネだから、チームについての大きなことは、みんなミナホが決めるネアタシたちは、付いていくだけネ
そして、現場のコトはまた現場でリーダーが決めるネそれは、カツコのこともあるネネイやDarlingがリーダーの時もあるネでも、とにかくメグミがリーダーの時は無いネメグミはAirをReadしないとダメなのネ
AirをRead
空気を読めってこと
そうメグミはメグミのポジションを自分で手に入れない限りどうしようも無いのネ
あたしは、あたしのポジションはヨシくんの婚約者で、奥さんで、お屋敷の主婦で
ノンノンノンそれは、メグミが自分で手に入れたポジションじゃないのネ誰かに与えられたポジションなのネだから実にならなかったノネ
イーディの言葉は厳しい
Darlingの婚約者は、ミスズの方がやっているね奥さんは、寧がやっているネ主婦は、カツコをルリコとマナが手伝っているネ判るカ
そして、みんなDarlingのことを第一に考えて、自分のポジションを自分で見付けていったノネメグが与えられたポジションで、ワーワー騒いでいる間に
今のDarlingは課題を出されているノネミナホと香月のグランパにこれは大変な試練ナノネだからアタシたちは、みんな、Darlingの力になれるように協力し合っているのネ
イーディが、部屋の中の女たちを見る
ここに居る女も居ない女もカツコやナギサの方が、本当は辛いノネ本当は、Darlingに手助けしてあげたいノネでも、ここでオトナが助けたらDarlingが大きく成長できないノネだから、今は、我慢しているノネ判っているよ、アタシ
カメラに向かって、手を振るイーディ
あたし、どうしたらいいの
メグが、イーディに尋ねる
知らんガナ
イーディは、笑顔でそう言う
そんなん、自分で考えろデスガナ
何で方言しかも、ちょっと変な
取りあえず、その辺の椅子に座ってDarlingのすることを見ているがヨロシ
それは判ったけれどでも
イーディに言う
でも、もしあたしたちの一番のリーダーである、御名穂さんが間違えていたらヨシくんや、あたしたちのことを間違った方向に導いていたら
そんなの、どうでもいいよ何があろうと、オレはミナホ姉さんを信じて前に進むだけだ
そんなに信じているのミナホさんのことを
もうさ信じているとか、信じていないとか、そういうレベルじゃないんだよ
その向こうのミナホ姉さんを
オレたちは運命共同体なんだよミナホ姉さんがしくじれば、オレたちは全員死ぬそういう関係だ
嘘よヨシくんは、みすずさんに縋って香月家の力で助けてもらうことだってできるじゃない翔お姉さんたちだって居るし
ミナホ姉さんが死なないといけないような状況になったらオレは、死ぬよ
オレはメグに言う
オレはミナホ姉さんに保護されているわけじゃないミナホ姉さんに、一方的に愛してもらっているわけじゃない
黒森御名穂はオレの女だ絶対に、1人だけ逝かせるつもりは無いよ
それがオレの覚悟だ
いつまでも、保護される子供のつもりで高いところから、見下ろしているだけだったのがメグミなのネアタシたちは違うよアタシたちは1人1人みんな、Darlingのパートナーだからアタシたちだって、Darling1人で逝かせないノネ
イーディが言った
酷いことばっかり言ってゴメンなのネアタシのこと、嫌いになってもイイヨメグミ
年長組が、この話をしても自分は大人たちに保護される存在だと思っているメグには通じない
寧でもダメだろう
みすずたち香月家組には、メグは反発心を持っている
腹違いの妹のマナでもダメ
アニエスは、こんな論理的な会話はできないし
同い年で、クラスメイトでそれでいて、黒い森に途中参加したイーディだからこそ
メグに、本気で対等な話ができる
今の今まで決定的な話ができるタイミングを計っていてくれたんだ
イーディ、ありがとう
オレは、イーディに礼を言った
メグのこと本気で考えてくれてありがとう
何を言っているのヨシくん
メグは判っていない
もういいよゆっくりしか伝わらないこともあるからさ
メグお姉ちゃんは、ここに座ってはい、マナの隣
マナが、メグの席を用意する
イーディは、わたくしの隣にどうぞ
美智が、イーディに声を掛ける
みんな、判ってくれている
どんなにメグが判らず屋だろうと絶対に、オレがメグのことを諦めたり、見捨てたりしないということを
だから、みんなメグを受け入れてくれている
まあメグちゃんみたいな子が居ることは良いことなんだよ