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お互いの気を練り合っていく

くぅぅ、くぅぅ、くぅぅ

ううっ、ううっ、うっっ

呼吸と、セックスのリズムが同調していく

つ月子オレ

わ判ります黒森様

オレの中で射精欲が高まっていく

出すぞどうしても出したいんだ月子の中に

はいわたくしも出されたいです黒森様に

ああ、オレたちは今、繋がっている

O.K.Darlingのクライマックスで、アタシの制御を断ち切るネ

オレが射精した瞬間月子の力が解放される

ああわたくしわたくしぃ

怖いのか月子

怖くはないですわたくしは黒森様と闘っているのですから

ああ、オレも闘っているよ

犯すのでも、犯されるのでもなく

正々堂々とセックスしているんだ

うううっあああっああーっ月子ぉぉぉ

月子の無い内面に潜む強い気に、引っ張られているのを感じる

射精した瞬間引きずり込まれるなきっと

それがツキの巫女の力

オレは、月子に心の全てを読み解かれる

構うもんかちくしょうっ

あああっ黒森様がぁわたくしの中で荒ぶっておられますっああっ

限界だッ

イクぞッイクぞッッうぐぅぅッッッ

オレは、亀頭を月子の子宮口にグリグリと押し付ける

はいっ、見ていますわっ黒森様ぁぁっっ

びゅわわわっ

大量の精液が一気に噴き上がるッッ

ひぃやぁぁっっっ

子宮内に、初めての灼熱を感じた月子が叫ぶ

月子の瞳に激しく射精する、オレが映っている

おそらく、オレの瞳にも精を受けとめる月子の姿が映っているだろう

まただまだ出るぞ出るぞ月子ぉぉぉぉぉッッッ

ひぃぃぃ熱いぃぃぃ熱いぃぃぃ拡がっていくぅぅ

精を放出すると同時に

オレの心が月子の大きな瞳の中に吸い込まれていく

月子ぉぉぉぉっっ

月子の瞳をみつめたまま

スーッとオレは気を失った

短い夢を見ていた

いや、夢じゃない

昔の記憶だ

良信も、もう大きいんだから、これからはしっかりしないといけないよ

それは親父の声だ

バァちゃんが、死んだ夜の

もう、誰も良信を守ってはくれないんだから何でも1人でできるようにならないとね

親父と2人きりだった

亡くなったバァちゃんの遺体の前で

バァちゃんは、顔に白い布を掛けられていた

悪いが僕も会社が忙しいからね良信の面倒をみてやる余裕は無いんだよ

そんなこと言われなくても、判っている

だって、親父はオレの面倒を見たことなんか、一度も無かったじゃないか

全部バァちゃんにオレを任せて

判っていると思うがお前の母親は、ああいう人だから

期待なんかしていないよするわけがない

バァちゃんの葬式にだってあの女は来なかったんだ

オレは判っている

言われなくても判っている

バァちゃんが死んでしまった、今

オレはもう、独りぼっちなんだ

誰も、オレを助けてはくれないんだ

まあ、本当に大変なことが起きた時は、僕が何とかするからでも、できる限り、1人でできることは1人でやってくれ

オレは父を信じない

母を信用しないように父だって

オレは1人だ

闘わなきゃ

闘わないとこいつらに、殺される

だって、バァちゃんはこいつらに殺されたようなものなんだから

家の家事と、オレの世話を全部、バァちゃん1人にやらせて

バァちゃんが、体調が悪くなってもギリギリまで、病院に連れてってあげなくて

だからバァちゃんは

本当に悪いんだが僕に期待しないでくれ僕は父親失格な男だし良信の良いお父さんには、なれないから

それがまだ小学生の息子に言う言葉か

悪いが運命だと思って、諦めてくれ良信

なら、闘ってやるよ

運命と

ツライノデスカ

誰かの声がした

カナシイノデスカ

誰かがオレを見ている

アナタハ、トテモイタマシイ

うるせぇな

オレは闘っていくんだよ

1人で

ナイテイルノデスカ

泣くもんか泣くもんか泣くもんか

こいつらの前で泣いたら弱みを見せたら、オレも殺される

だから泣くもんか

泣くもんか

ヒトマエデ、ナカナイトキメタカラアナタハ、ヒトマエデ、ワラワナイノデスカ

うるさい

ナガレヨ、ワガ、ナミダ

その声はそうオレに言った

ヨッちゃんヨッちゃん

ふっと眼が醒めた

オレはうつ伏せで、何か温かいものの上に倒れ込んでいる

顔を上げると、みんながオレを見ていた

うん大丈夫ネ

問題ありません

オレの左右の手をイーディと美智が握っていた

えっと、オレは

オレは何をしていたんだっけ

ごめんなさい、ごめんなさいわたくし

月子が泣いている

それで気付いた

オレは、まだ月子と繋がったままで

月子の裸体の上で気を失っていたらしい

失神して、そんなに長い時間は経っていないのか

ごめんさいわたくし

気付いたオレの顔を見て月子が泣きじゃくる

いや、オレは大丈夫だからそんな月子が泣くようなことは、何も無いから平気だよ

うん頭も痛くないし、呼吸も苦しくない

身体中で変調のあるところは無い

オレはササッと自分の体調をチェックする

はい、旦那様飲み物です

みすずが、コップに入ったスポーツドリンクをオレに勧めてくれた

オレは、コップを受け取ってゴクゴクと飲む

ああ、水分が全身に広がる

うんリフレッシュされた感じがする

いつまでも、月子の中に入っているのも良くない

何か、泣いているし

オレは、月子から身体を離す

ずるっと処女血で赤くなったペニスを引きずり出した

後から、トポトポと精液が溢れ出す

また、ずいぶん大量に射精したんだなオレ

大丈夫か、月子痛く無いのか

オレが、月子の肉体を気遣うと

月子は、起き上がってベッドの上に正座する

本当に申し訳ございませんでしたぁぁっ

号泣しながらオレに対して土下座をした

いや、そんなことするなよ、月子あの、ベッドのシーツに汗とか愛液とか精液とか血とか付いているから、おでこを擦り付けるのはさ

申し訳ございません、申し訳ございません、申し訳ございません

月子は、おでこを付けたまま、頭を上げてくれない

どうしちゃったんだよ、おい

ルナと夜見子は、処女喪失の痛みでまだ動けないようだ

それぞれのベッドの上から心配そうに、こっちを見ている

そんなの、Darlingの心を読んだからに決まっているノネ

イーディがオレに言う

オレの心

夢の中で、誰かに見られていたような気がする

ホントにエゲツないよね、香月のオジィちゃんはさっ

鷹倉神社のツキの巫女が、ヨッちゃんとセックスしたらこうなるってことは、判っていたんだよあのオジィちゃん