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だが事実は事実なのだろう

歌晏老人が、サラリと言う

で、どうだった良かったか

老人の眼が、オレを見る

スッゲェ、良かったです

オレは即座に答えた

何がどう良かったんだ

桜子さんは、おっぱいの形が凄く綺麗なんですっオレの手の大きさにぴったりで、揉むと吸い付くような肌でそれから、乳首の色が名前通りに桜色なのも気に入りましたそんで

黙れっそんな話は聞きたくないっ

狩野典明氏が聞きたくなくともオレは話す

裸にして、全身舐め回しましたし乳首もマンコもですそんで、もちろん処女でしたから締まりも良かったですオレのチンコが、桜子さんの中で絞られてマンコの中の感触が最高だったんです

おいいっ黙れと言っているだろう

オレ、我慢できなくて4回も出しましたっ1回は、桜子さんの口の中に射精して全部飲ませましたしあとの3回は全部膣内射精ですっ

キサマぁぁっ

狩野典明氏の顔色が変わる

避妊はしてませんっ桜子さんの子宮に中出ししましたから、今のままだと妊娠するかもしれませんね

この馬鹿者めぇぇぇぇ

狩野典明氏は、席からバッと立ち上がり一直線にオレに向かって来るッ

オレは逃げない

たっぷり6時間、色んな体位で楽しませてもらいました

狩野典明氏が、拳を振り上げる

お父様、お止め下さい

桜子さんが父親を止めようとするが

後ろから克子姉が桜子さんの身体を抱いて抑え込んだ

ホント、良い身体でしたよ桜子さんは

まだ言うかぁっ

オッサンの拳がオレの顔を殴る

1発目は、受けてやる

2発目からは、身体を動かしてダメージを減らした

3発、4発

激高した狩野典明氏は、オレを足で蹴ろうとしたから

腹にキックを食らうのは、さすがにヤバイからオレは避けた

すると狩野典明氏は、ズッこけて勝手に床に引っ繰り返った

この人、普段は全然運動してないみたいだな

パンチも、いわゆるポカポカ・パンチだったし

公ちゃん、大丈夫

桃子姉ちゃんが、心配そうにオレに言うが

全然平気だよ

オレは、笑顔を作ってそう答える

でも、公

まり子も、オレを心配そうに見ていた

ホントに平気だってほら、みすずや克子姉は、少しも心配していないだろ2人とも知ってるから、オレが美智に鍛えられていることを

美智がオレに教えてくれていることの意味が良く判った

相手を攻撃する能力の訓練でなく相手の攻撃を見極め、自分のダメージを最低限にする日々の鍛錬

わざと顔で受けた1発目のパンチでさえ、完全に入ることがないように角度を上手くズラすことができた

こんなオッサンのパンチ、効くわけないじゃないか

オレは床に倒れている狩野典明氏を見て、そう言う

きぃっさまぁぁ

狩野氏は再度立ち上がって、オレを殴ろうとするが

もう止したまえ

歌晏老人の威厳に溢れた重い声が狩野典明氏を制止する

これ以上、わたしの眼の前で暴力行為を働くのならば外から太一たちを呼ぶぞ

当事者だけで話ができるように、わざわざ警護役を外に出してくれているんたぞ仲裁者としてここに来ているわたしもだ

本来なら歌晏老人の立場なら、1人だけ警護役を付けていたっておかしくはない

歌晏家の当主というのはそういう地位だ

家柄とか家の格とかが同じだとしても現在の歌晏家は、狩野家を遥かに勝る資力と権力を持っている

わたしの気遣いを無視して、警護役のいない場所でこれ以上暴力行為を働くのなら典明くんわたしは、君に与える罰をさらに増やさねばならなくなる

わたし与える罰

狩野典明氏は、驚いて言う

どうやら君はどうして自分がここに呼ばれたのか、その理由さえ理解していないようだね

歌晏老人の眼が冷たく、典明氏を見る

そ、それは不祥事をしでかした娘を、引き取りに来たのですわたしは

父親の言葉に、桜子さんは悲しそうにうつむく

うむ、これは不祥事なのかね

不祥事でしょう娘が、桜子がこんな男に身体を汚されたというのなら

桜子さんは、今年何歳になった

歌晏老人は、低い声で答えた

何だ典明くんは、自分の娘の現在の年齢を知らないのかね

い、いえ今年の春に高校生になりましたからええっと

普段から子供のことに全然興味を持っていない親だったんだなこの人

16歳ですわ桜子は

今まで一度も口を開かずに椅子に座ったまま、オレたちの様子を見ていた桜子さんの母親が言う

ありがとう聡子くんそうか狩野桜子くんは、16歳かということは未成年だな未成年者が起こした不祥事はこれが不祥事ならばその責任を負うのは、未成年者の親ということになるのではないか

歌晏老人は、狩野典明氏に言う

少なくとも、君には娘さんに対する監督不行届の罪があると思うがそうは、思わないかね

わ、わたしはわたしは何もしていませんっ罪になるようなことは、何もっ

反射的に、狩野氏はそう答えた

だから何もしてこなかったことが罪だと言っているんだよ

何もしてこなかった罪

なぜ、桜子さんがこんなことをしたと思う

判らないのか16歳の少女が、相当思い詰めなければこんなことにはならないのだぞ

歌晏老人は、桜子さんを見て

桜子くん君は、何をしようとして今日、このホテルに来たのかわたしたちに言い給え

桜子さんの身体は、まだ克子姉に後ろから抱かれたままだ

まり子も、スッと桜子さんの手を握る

2人の肌の温かさを感じて桜子さんは

はいわたくしは売春というものを体験したいと思って、こちらに参りました

真っ直ぐに歌晏老人を見て正直に答える

で、相手はこの小僧か

はい1時間1000円で6時間、わたくしの身体を買っていただきました

桜子お前、気が狂ったのか

狩野典明氏が叫ぶが

あなた、いい加減になさって下さい

桜子さんの母親が、夫に言う

これ以上、みっともないことはなさらないで

みっともないわたしが

ああ、典明くん君はみっともないだから、しばらく黙っていたまえ

歌晏老人が、典明氏に言う

桜子くんはこの小僧のことは、知っていたのかね

桜子さんへの審問を再開する

はい先日の香月様のお屋敷でのガーデン・パーティの時にご挨拶させていただいておりました

ふむ、つまり初対面では無い面識は有ったということだな

オレと桜子さんは親しくはなかったけれど

全く知らない間柄ではなかった

桜子くんは売春というものをどう定義している

お金で身体を売る行為だと思っております

桜子さんは、歌晏老人に答えた

では、なぜ金で身体を売るようなことをする女性がいると思う