あれ、美智はお屋敷の監視システムを観てたんじゃないのか
オレはハッと思い出して言う
麗華お姉様がお戻りになられましたので代わって下さいました
そうか、監視の方はレイちゃんがしてくれているのなら安心だ
美智こっちに来てちょうだい
美智がスタスタとタイルの上を歩いてみすずの方へ向かう
うん、つるぺただ揺らすものが何も無い
それでも美智は、オレにとっては飛びきりセクシーな女の子だけれど
はぁぁ、美智が側に来てくれてやっと落ち着いたわ
何かダメなのよ、今日のあたし
香月家と同じ3大名家の1つ狩野家の桜子が、オレの女になったことと
家格の高い名家である栗宮さんが、押し掛け側室にやって来たことで
みすずは、自分のペースを見失っている
家族の中でのお嬢様グループのボスの座を、奪われてしまうのではないかと危惧しているんだ
はーい、流しまーす
エリカがオレの身体のセッケンを、全て洗い流してくれた
じゃあオチンチンを洗いますね
3人の少女たちの白い手が、オレの股間に伸びてくる
そんな洗い方だと大きくなっちゃうよ
エアマット用意した方がいいんじゃないっ
そう言ったのは寧だ
ええっと今日のお風呂道具係はっ
そう叫ぶ寧の言葉に
ヨミとキヌカちゃんです
ヨミが手を上げる
エアマットでございますね
ヨミとキヌカで脱衣所にマットを取りに行く
エア・ポンプ内蔵型のボタンを押せば、すぐに膨れるタイプのものだ
すぐに広げます少々、お待ち下さい
キヌカが言った
このままオレはマットの上で、セックスするのかな
誰とする
モーニングに掲載された新人のマンガ家さんの作品について
ネット上で、ベタホメの人とうーむの人がいるみたいですが
わたしはうーむでした
褒めている人は、非常にリアリティがある作品とおっしゃっていますが
私には男側の目線から見たファンタジーだと感じました
※特別寄稿わたし(銀三〇)に何が起きていたかあるいは何も起きていなかったということについて(*作品のストーリーとは関係ありません)
ようやくブッちゃけることができるようになりましたが
実は昨年の夏より、この作品にゲーム化のオファーが来ていました
ホント、馬鹿げていますよねゲーム化なんて
でも、自分の書いた物が評価されたように感じて当時は、とても嬉しかったです
またゲーム化という提案がハチャメチャで面白そうだったので打診して来た会社の方と何度かお会いしました
そして、私(銀三〇)は思いっきり、訳の判らない目に遭わされることになったのです
私の元に小説家になろうの運営からあなたの作品について、ゲーム化の打診が来ていますという連絡が来たのが2014年の6月25日です
もちろん、驚きました
私がノクターンで書いている作品は、とにかく長大でとてもゲーム化するのに相応しい内容のものではないからです
しかしながら、ゲーム化を打診して下さった会社は誰もが知っているオタク業界では名の知れた大きな会社でしたし
小説家になろうとも提携して、すでに幾つかの事業をなさっている実績がありましたのでお会いしてお話をうかがうことにしました
先方の担当者とお会いしたのは、7月7日です
先方は役職のある方と部下の方の2名でいらっしゃいました
取りあえず、お話ししてみた印象はなんか麻雀のコンビ打ちみたいに役職のある人が話したことに、部下の方が上手く相づちを入れて会話を転がしていくというような感じでした
さて、この日にはかなり詳細なレジュメをいただきました
今回のゲーム化の話は、いわゆる廉価版のアダルトゲームとしての製品化で
ゲーム化の話を私が了承してから、どのような流れを経て数ヶ月後に製品が完成するまでの詳細な工程表まで付いていました
ゲーム化した製品は、パッケージ分は全国のアダルトショップでの販売し後は、ネットでのダウンロード販売をするということ
まずパッケージ化した製品の数だけは確実に版権使用料を支払って下さるということ(後で自分で計算しましたがだいたい30万円くらいでした)ダウンロード販売分は、売れた分だけ印税を支払って下さるということ
また具体的にこのような絵の絵師にグラフィックを頼みたいというサンプルや、今からだと絵師は夏のコミケが終わってからでないと作業できないから、それまでに他のことを進めておきたいなど
とにかく、お話の内容は具体的かつ詳細でさすが、オタク業界で長く活躍なさっている会社のお仕事だなあと思いました
私の作品はバカみたいに長いのです
廉価版のゲーム化ですとストーリーの最初までしか入らないはずです(雪乃陵辱の1回目ぐらいまで)
そして何より、気軽に許可してしまってテキトーなものを作られるのが嫌でした
絵にしろ声優さんにしろ、私のイメージと全然違うのは困りますし
雪乃だけでなく、寧やみすずたちも登場しないことには作品らしさが出ませんし
ですから、私は
ゲーム化するのなら、最初からシリーズ化考慮していただくことはできないか
と、最初から無茶を承知でお尋ねしました
できれば作品の第一部を短くまとめ直して数本のゲームで完結するものにしたいもちろん、売れなかったら途中で打ちきりになるのは仕方ないと思うが少なくとも、続編の製作までは最初から考えて欲しいと
というかそういう形にでもしなければ、私にとってはゲーム化のメリットは何も無いわけで
テキトーに作品の冒頭部分だけを抜粋したゲームを発売して30万円貰っても
そういう目的で、今まで作品を書いてきたわけではないので
するとどういうことか役職者の方が
では、そういう方向で進めましょう
と、軽やかに答えて下さるのです
私は正直え、アリなんだと内心驚きました
それから正式に契約書なども、きちんと作製して下してさるというお話しでしたし
途中で、話がおかしな方向へ行っても、本契約前に抗議することは可能だろうと感じました
少なくともお話の様子では、役職者の方は私の作品の第一部ぐらいまでは読んで下さっているようでしたので(部下の方は確実に読んでない様子でした)
きちんと私の作品の内容をご存知の上で、最初から続編まで販売することを考慮して、製作するとおっしゃって下さるのだから問題は無いのだろうと思いました
しかも、先方は
今すぐ結論を出す必要はありませんので少しお考えになられてからお返事をお聞かせ下さい
と、おっしゃりこの日はサンプルのアダルトゲームをいただいて帰宅しました