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日々の生活の中で、警戒が解けてしまっている

三人目の香月家の娘の美子さんも、最近は瑠璃子のお付きに戻って生活しているからやっぱり、警戒心は解除されている

その結果、瑠璃子や美子さんの分までみすずが畏れおおい香月家のイメージを1人で背負うことになってしまっている

香月家や、ジッちゃんの持つ強大な力のイメージを

どうしたのノブ

いや、ちょっと思い出したことがあるんだよ

半年前の連休中の名家のお嬢様たちの日舞発表会の時

みすず、瑠璃子、美子さんが踊った後の観客たちの反応は重かった

観客席に居たのは、ほとんどが名家や良い家の人たちだったのに

みんな、名家・香月家の令嬢たちに、どう反応すればいいのか判らなくて香月家を恐れているからこそ、何の反応もできなくなっていた

あれが、世間の人たちが香月家の娘にする普通の対応なんだろう

褒めることすら失礼になるかもしれないと思うから何の反応もできなくなる

それぐらい香月家そのものが、恐れられている

可奈センパイや、茉莉花もまり子やエリカを通して、みすずを見ているんだもんな

親しい子や、姉妹が、みすずに対して恐れを感じているのなら名家と関係がなく超お嬢様校の生徒でもない可奈センパイや茉莉花は、影響を受ける

やっぱりみすずのことを、恐れるようになる

そういうことなんだな

つまりまり子やエリカ、ありすや可憐たちの、みすずに対するイメージを引っ繰り返さないと

みすずはどんどん、家族の中から孤立していくことになる

このままじゃマズい

この話は、もういていいでしょ公

まり子がパジャマのボタンを外し始める

今夜は桜子の歓迎会なんだから桜子は朝までお預けだけれどわたくしたちが、桜子に色んなセックスを教えてあげるわ

桜子様グループの結成式ですから、わたしたちが黒森様に犯していただいているところを桜子様にお見せいたしますわ

そう言って、エリカもパジャマを脱ぎ始める

さ始めましょ

あのね、全部自分で脱いじゃダメよノブが、ムラムラするように襲い掛かってくれるように、チラチラさせるのが良いのよ

可奈センパイが、そんなことをみんなに言う

パジャマはズボンだけ脱いで上はボタンを開けて、胸元の谷間を見せるだけパンティもチラチラ見せるのよ、いいわね

なるほど可奈こういう風なのがいいのね

まり子が感心している

みんなパジャマの下を脱いで、生足を露出した

広いベッドの上に、ぺたんと座ってパジャマのシャツの裾から、白いパンティが見えている

大きく開いた胸元からは、おっぱいが覗けそうだ

オレはまだ、みんながみすずを怖がっているということに引っ掛かっていた

みんなはオレのことは怖くないのか

ここに居る少女たちは、全員、オレが処女を奪ったけれど

可奈センパイや、ありすや、可憐みたいにほとんどレイプだった子もいるし

キョトンとした顔をするまり子

あたしたちが、公を怖がるわけがないでしょ

最初はちょっとだけ怖かったです

可憐が恥ずかしそうに言う

でも、今は怖く無いです

わたくしもです黒森様のことは怖くはありませんわ

ありすも、そう言った

わたくしのことも、美里お姉様のことも、ミタマとキヌカのことも黒森様は、ずーっと1番良い形に治まるように、苦心して下さったことを知っておりますから

わたしも自分のことも、茉莉花お姉様のことも救っていただきましたから

エリカが微笑む

感謝していますわ

姉の茉莉花も、オレに言う

ていうかさノブとセックスするようになってから、他の男の子たちの方が怖くなってるわよ

今はほら、男の子の生理的な感覚が判るから学校でもさ、あ、この人、あたしのことイラらしい眼で見ているっていうのが、ハッキリ判るようになったのよね胸を見られているとか、足を見ているとか、お尻を見られているとか視線で男の子たちの心の中が判るのよだから、ノブ以外の男の子とはどんどん喋らなくなっているわ気持ち悪いんだもの

あ、それ判るわ

まり子も

わたくしも他の男の人、苦手になっているかも男の人たちのギトギトした感じが嫌なのよね

いや、オレだってまり子たちのこと、エロい眼で見たりしているぞ

それはいいのよわたくしたちは、公の女なんだから

そうよ、どんどんエッチな眼で見てよていうか、見るだけじゃなくって押し倒しなさいよ好きなだけエッチしなさいよ

まり子と可奈センパイは、オレを挑発するように言う

ノブはさ他の男の子たちとは違うのよ何て言うのかな視線が真っ直ぐなのよねああ、判ったノブは、女のことを馬鹿にしていないからなんだわうちの学校の男子とかさ基本的に、女は自分よりも馬鹿だと思っているのよね簡単に騙せると思っているから気持ちの悪いカッコ付けをしたりするのよね

そうよね、公はわざと格好の良いことをしようとしたりしないわよねわたくしたちの顔色をうかがって、お世辞とかお追従とか言ったりしないじゃないだから、言葉が信用できるのよ公は、無意味な嘘は言わないからそういうところが良いのよね

そうですよねぇ真面目な方ですよね、黒森様は

判らないことがあったっても、判ったフリとかしないじゃないですか判らない時は、判らないって顔をきちんとなさるから頭の良いフリをして、女の子にアピールするとかもなさらないじゃないですか

だって、オレ頭良くないから

オレは認める

いや、頭が悪いから理解することを諦めるってことじやないぞ本当に頭が悪いから他の人よりも時間が掛かるけれど、一生懸命みんなの話を聞いて、足りない頭で必死に考えて何とか理解しようと思っているオレみたいな馬鹿は、諦めたら終わりだから努力だけは続けないとさいや、本当に頭の回転が悪いからみんなには迷惑掛けていると思うけれど

そんなことはありませんわ

わたくしは黒森様は、とっても聡明な方だと思っております

そうね秀才ではないと思うけれど、絶対に馬鹿ではないわそれにノブはとっても我慢強いしね

可奈センパイが、褒めてくれた

あの愛のスピードに堪えられているだけでも凄いわよたいていの子は、愛が話している最中にああ、もういいっって言葉の鈍さに怒って、会話を打ち切ってしまうと思うしそれで愛が頭の鈍い子だと、勘違いする男子が多いのよね

愛は、思考スピードが遅いだけで本当は頭の良い子だ

ジックリと考えながら、最近は、自分のアイデアで新しいパンを焼いてみたりもしている

男の子なんてさ自分の思い通りにならないと、すぐにへそを曲げる人が多いのにノブは、あたしたち1人1人のペースに合わせてくれるから助かるのよ